ビットコイン 730日SMA 割れの意味とは?
みなさん、こんにちは。今回はビットコインの価格動向について、特に長期的なテクニカル指標に注目した最新の分析をお伝えします。
ビットコイン、重要な長期移動平均線を下回る
ビットコイン(BTC)が、経験豊富な市場アナリストが注目する重要な長期テクニカル指標である「730日単純移動平均線(SMA)」を下回ったことで、弱気相場への転換が示唆されているようです。この730日SMAは約2年間のトレンドを示すもので、過去のサイクルではビットコインの弱気市場の始まりを示す目安となってきました。
現在、この730日SMAは約81,250ドルの水準にあり、最近の価格推移でこれを下回ったことは、過去のパターンから見ると価格の下落や横ばいの長期化を予兆している可能性があります。
この指標は「投資家のツール」とも呼ばれ、ビットコインの長期的な価格推移と730日SMAおよびその5倍のラインを重ねて分析します。過去のサイクルでは、この下限を割り込むと市場のピークが過ぎ、リスク回避のムードが強まる傾向が見られました。
今回の動きもそれに沿っており、ビットコインが約8万5千ドル付近で推移する中、長期上昇トレンドの勢いが弱まっていることを示しているようです。2年SMAは強気相場の間はサポートラインとして機能してきましたが、これを割り込むことは市場の大きな疲れを示すサインとも言えます。ただし、必ずしも大幅な下落を意味するわけではなく、市場がしばらく調整局面に入る可能性があるという見方がされています。
注目すべきビットコインの価格水準
一方で、ビットコインは85,000ドルのレジスタンス(抵抗線)を回復しようと試みていますが、ここを突破できなければ再び8万ドル付近まで下落する可能性が指摘されています。
アナリストのテッド・ピローズ氏によると、85,000~86,000ドルのゾーンは以前は需要が強かったエリアですが、現在は下からの反発を試みる重要なポイントとなっています。ここを上抜けて終値をつけられれば、89,000ドル、92,000ドル、95,000ドルといった今年のサポートラインが次の目標として意識されるでしょう。
しかし、この85,000~86,000ドルのゾーンを守れなければ、テクニカル的には弱気に傾き、次のサポートは約8万ドルの少し上にあります。これを割り込むと、78,000~79,000ドルのレンジまで急落する可能性もあると見られています。
記事執筆時点でのビットコイン価格は約84,239ドルで、過去24時間で約0.3%の下落、週間ベースでは11%以上の下落となっています。
今回の分析は、ビットコインの長期的な価格動向を理解する上で重要な指標の一つを示しており、市場の勢いが変わりつつある可能性を示唆しています。とはいえ、相場は常に変動するため、これが確定的な予測とは言えませんが、今後の動きに注目していく価値はありそうです。引き続きウォッチしていきたいですね!
