Rivian CEO に約 5,000 億円報酬の全貌!

みなさん、こんにちは。今回は、電気自動車メーカーの Rivian が創業者兼 CEO の RJ Scaringe 氏に対して発表した新しい報酬パッケージについてお伝えします。

RJ Scaringe 氏に約 50 億ドル相当のパフォーマンス株式報酬

Rivian は Scaringe 氏に対し、業績目標をすべて達成した場合に最大で約 50 億ドル(約 5,000 億円)相当になるパフォーマンスベースの株式報酬を新たに付与しました。さらに、彼の年俸は 200 万ドルに倍増され、Rivian の新しいスピンアウト企業「Mind Robotics」の 10% の株式も与えられています。

過去の報酬プランのキャンセルと新プランの背景

この新しい報酬は、2021 年に付与された同規模のパフォーマンス株式報酬をキャンセルしたうえでのものです。2021 年の報酬は株価の上昇に連動していましたが、Rivian の株価は IPO 後に一時 129 ドルまで上がったものの、その後は 10~20 ドル台で推移しており、目標達成が非常に難しい状況でした。これにより、Scaringe 氏のインセンティブが不足していると判断され、新たな報酬プランに切り替えられました。

新報酬の条件と株式オプションの詳細

新しい報酬プランでは、最大 3,650 万株の株式オプションが付与され、Scaringe 氏は 10 年間で複数のマイルストーンを達成する必要があります。株価が 40 ドルに達すると 200 万株が付与され、その後は 10 ドルごとにさらに 200 万株ずつ、最大で 140 ドルまで付与されます。また、1,450 万株は調整後営業利益やキャッシュフローの目標達成に連動しており、行使価格は 1 株あたり 15.22 ドルです。

株主価値の創出に連動した報酬設計

Rivian はこの報酬プランを「株主に大きな価値をもたらすことが条件」としており、Scaringe 氏が報酬を得るには会社の価値を約 320 億ドル増やす必要があると説明しています。すべての目標を達成すれば、株主に約 1,530 億ドルの価値創出が見込まれるとのことです。

ちなみに、今回の発表はテスラの Elon Musk 氏の史上最大規模の報酬パッケージ(最大 1 兆ドル相当)が承認された翌日に公表されており、両社の CEO 報酬に注目が集まっています。

個人的には、Rivian が CEO に対して長期的なインセンティブを与えつつ、業績連動型で株主価値の向上を強く意識した設計にしている点が興味深いと感じました。今後の Rivian の成長と、Scaringe 氏のリーダーシップがどのように評価されるのか、引き続きウォッチしていきたいですね!