トランプ 元大統領 の 仮想通貨 恩赦 まとめ
みなさん、こんにちは。今回は 2025 年にドナルド・トランプ元大統領が行った、仮想通貨業界に関わる著名な人物たちへの恩赦についてお話しします。
トランプ元大統領の仮想通貨関連恩赦の概要
2025 年、トランプ元大統領はシルクロードの創設者ロス・ウルブリヒト氏や、暗号資産取引所 BitMEX の創業者たち、さらに世界最大の取引所 Binance の創業者であるチャンポン・ジャオ(CZ)氏に対して恩赦を出しました。これは彼が 2024 年の選挙キャンペーンで掲げた「仮想通貨に対する戦争を終わらせる」という公約の一環とされています。
トランプ氏は自身の SNS「Truth Social」で「政治的な動きがこの恩赦の背景にある」と述べ、過去の政府の取り締まりを「ばかげている」と批判しました。これにより、仮想通貨業界に対する連邦政府の姿勢が大きく変わる可能性が示唆されています。
ロス・ウルブリヒト氏の恩赦:サイバー犯罪の象徴的事件の逆転
2025 年 1 月、トランプ氏は最初の仮想通貨関連恩赦として、ダークウェブのマーケットプレイス「シルクロード」を運営し、マネーロンダリングや麻薬取引の罪で終身刑を含む重い刑を受けていたロス・ウルブリヒト氏に恩赦を与えました。ウルブリヒト氏は約 10 年間服役していましたが、この恩赦により自由の身となりました。
この決定は、自由主義者やビットコイン支持者の間で長らく求められていたもので、ウルブリヒト氏自身もビットコイン 2025 カンファレンスで「トランプ氏が約束を果たした」と感謝の言葉を述べています。一方で、元検察官などからは重要なサイバー犯罪の判例を軽視するものだとの批判も出ています。
BitMEX 創業者たちの恩赦:マネロン対策違反の罪を免除
3 月には、暗号資産取引所 BitMEX の共同創業者アーサー・ヘイズ氏ら 3 名と初期従業員 1 名に対しても恩赦が出されました。彼らは 2022 年に銀行秘密法違反、つまりマネーロンダリング防止のための適切な管理体制を整えなかった罪で有罪を認めていました。
当時は執行猶予や罰金が科されていましたが、恩赦により前科が消えた形となります。BitMEX 側はこの件を「過去の話」としており、ヘイズ氏もトランプ氏に感謝の意を表明しています。この恩赦は、前政権が推し進めていた厳格な仮想通貨取引所の規制方針からの大きな転換と見られています。
Binance 創業者 CZ の恩赦と政治的波紋
最も物議を醸したのは、Binance 創業者のチャンポン・ジャオ氏への恩赦です。CZ 氏は 2023 年 11 月にマネーロンダリング違反で有罪を認め、2024 年に 4 ヶ月の刑務所服役を終えたばかりでした。
ホワイトハウスはこの恩赦を「バイデン政権の仮想通貨に対する戦争の終結」と位置づけましたが、上院議員クリス・マーフィー氏は Binance がトランプ政権の仮想通貨政策に影響を与えようとしたと非難。特にトランプ家の事業と Binance の関係を指摘し、政治的な癒着の疑いが浮上しています。
トランプ氏はインタビューで CZ 氏との個人的な関係を否定し、「彼は尊敬される人物で、バイデン政権の魔女狩りの被害者だ」と述べています。CZ 氏は恩赦に感謝の意を示しましたが、Binance の経営には復帰していません。
政治的影響と今後の規制動向
これらの恩赦は、仮想通貨業界に対する連邦政府の規制姿勢を大きく変えるものと受け止められています。支持者はトランプ氏が約束を守ったと評価する一方、批判派は政策と政治的忠誠心の境界が曖昧になったと警戒しています。
例えば上院議員エリザベス・ウォーレン氏は、CZ 氏の有罪認定と恩赦の経緯を指摘し、「もし議会がこのような腐敗を止めなければ、法の無秩序を招く」と警告しています。
2025 年のこれらの動きは、2026 年以降の仮想通貨規制をめぐる新たな対立の火種となりそうです。
今回のトランプ元大統領による恩赦は、仮想通貨業界にとっては大きな転換点となるかもしれません。政治的な背景や利害関係も絡んでいるため、今後の動きには注目が集まっています。引き続きウォッチしていきたいですね!
