Strategy の大規模 BTC 移動は売却ではない!買い増し継続中

みなさん、こんにちは。今回は、Strategyという大手ビットコイン投資会社が最近行った大規模なビットコインの移動についてお話しします。

Strategyのビットコイン移動は「売却」ではなく「カストディアン移行」

11月14日から、Strategyは約4万3,415 BTC、日本円で約42.6億ドル相当のビットコインを100以上のアドレスに移動させました。この動きは一見すると大規模な売却のように見えましたが、ブロックチェーン分析会社のArkhamによると、これは売却ではなく、保管先のカストディアン(管理者)を変更するための資産移動だそうです。

具体的には、これまで使っていたCoinbase Custodyから新しいカストディアンへ資産を移している途中で、内部のウォレット間の移動やCoinbaseのウォレット更新も含まれているとのこと。こうした移行はここ2週間ほど続いており、今回の大規模移動もその一環と見られています。

Michael Saylor氏がビットコインの買い増しを継続と明言

Strategyの創業者でありエグゼクティブチェアマンのMichael Saylor氏は、CNBCのインタビューで「我々はビットコインを買い続けている」と明言しました。実際、最近の高値である約10万6,000ドル付近や現在の約9万6,000ドル付近でも積極的に購入しているそうです。

Saylor氏は、Strategyのレバレッジは1.15倍未満で、借入期間も4年半と長期にわたるため、仮にビットコイン価格が80%下落しても十分に担保がある状態だと説明。デジタルクレジットのトリガーポイントやデフォルトのリスクもないと強調しています。

また、長期的にはビットコインが金やS&P 500を上回るパフォーマンスを示すと予想し、「長期投資家にとってはここが最適な場所だ」と述べています。

今回の動きは単なる資産の移動であり、売却ではないという点が重要ですね。Saylor氏の買い増し継続のコメントも踏まえると、Strategyは今後もビットコインに強気で臨んでいる様子がうかがえます。引き続きウォッチしていきたいですね!