イランで起きた大規模 インターネット遮断の真相
みなさん、こんにちは。今回はイランで起きているインターネットの大規模な遮断についてお伝えします。
イランのインターネット接続がほぼゼロに
イランでは、経済的な不満や政権交代を求める抗議活動が激化する中、木曜日の夜にインターネットのトラフィックがほぼゼロにまで落ち込み、現在もほぼ完全にオフラインの状態が続いています。これは Cloudflare や NetBlocks といった独立したインターネット監視団体のデータから明らかになっています。
Cloudflare のデータインサイト責任者であるデイビッド・ベルソン氏は、「現地時間の午後10時15分頃からイランのインターネット利用がほぼゼロになり、その状態が続いている」と話しています。
抗議活動とインターネット遮断の背景
今回の大規模なインターネット遮断は、テヘランをはじめとする主要都市での抗議活動が広がる中で行われました。抗議者たちはイスラム政権の打倒を求めており、治安部隊との衝突も報告されています。イラン当局はこれらの抗議活動に対して厳しい対応を警告し、国外の勢力が関与していると非難しています。
抗議のきっかけは、インフレの高騰や通貨の暴落、生活費の上昇など経済的な問題にあります。特に今週は、亡命中のイラン皇太子レザ・パフラヴィ氏からの大規模な抗議呼びかけもあり、デモが一層激化しました。
インターネット遮断の狙いと影響
イラン当局は、抗議活動の拡大を防ぐためにインターネットアクセスを制限し、情報の流れや抗議者同士の連携を断ち切ろうとしていると見られます。NetBlocks は「テヘランを含む複数の地域でデジタルブラックアウトが起きており、国全体がほぼ完全にオフライン状態に入った」と報告しています。
過去にもイランは抗議活動の際にインターネット遮断を繰り返しており、今回も同様の措置が取られた形です。
衛星インターネットの利用は?
一部のSNSユーザーからは、SpaceX の衛星インターネットサービス「Starlink」がイランで利用可能になっているのではないかという声もありますが、現時点で SpaceX やイーロン・マスク氏からの公式な確認はありません。
ちなみに、2025年6月のイランの全国的なインターネット遮断時には、マスク氏が Starlink を有効化したことを公に認めており、ウクライナやガザ地区の紛争地域でも同様にサービスを提供した実績があります。
まとめ
イランのインターネット遮断は、抗議活動の激化に伴う政府の対応として行われており、国民の情報アクセスが大きく制限されている状況です。衛星インターネットの活用がどこまで進んでいるかはまだ不明ですが、今後の動向が注目されます。
こうした状況は、情報の自由や通信の重要性を改めて考えさせられるものですね。引き続きウォッチしていきたいですね!
