みなさん、こんにちは。今回は Web3 やゲーム分野で大きな存在感を持つ Animoca Brands の最新動向についてお伝えします。

Animoca Brands、ゲーム以外の分野にも投資拡大へ

Animoca Brands は現在、約 600 社に投資している大手 Web3 ゲーム企業ですが、来年からはゲーム以外の分野にも積極的に投資を広げていく方針だそうです。戦略責任者の Keyvan Peymani 氏は CNBC のインタビューで、AI(人工知能)、DePIN(分散型物理インフラ)、DeFi(分散型金融)、ステーブルコインなど、新しい分野やチャンスを常に探しながらエコシステムの拡大を目指していると話しています。

実際、Animoca のポートフォリオの中でゲーム関連は最大のカテゴリーで、約 230 社がゲームに関わる企業です。2014 年の創業当初はゲームに特化していましたが、Axie Infinity や CryptoKitties、Yield Guild Games などの有名な Web3 ゲームプロジェクトに早期から投資してきました。

インフラや AI、DeFi への投資も増加中

ゲーム以外にも、インフラ整備や AI、DeFi への投資が増えているとのこと。Peymani 氏は、ステーブルコインやリアルワールドアセット(RWA)など、面白くて革新的なプロジェクトに対しては市場のリーダーになることを目指していると語っています。Animoca は Web3 の変化を小売業界全体が恩恵を受けられるような形で推進したい意向のようです。

「業界を変える」プロジェクトを追求

今後も業界に大きな影響を与える可能性のあるプロジェクトを見つけて投資を続けていく予定で、特にステーブルコインが近い将来の重要な焦点になるそうです。創業者の Yat Siu 氏は、暗号資産業界の次の成長段階では機関投資家の参加が非常に重要になるとし、単にビットコインを買うだけでなく、実際のユーティリティ(実用性)に基づく採用が進むと話しています。

ちなみに、アメリカでは 11 月 11 日に暗号資産の規制を分担する市場構造法案の草案が発表され、12 月に上院での投票が予定されています。

ゲーム分野への強い期待は変わらず

Animoca は新しい分野に進出しつつも、ゲーム分野への期待は依然として高いようです。Peymani 氏は、ゲームに費やした時間や労力、お金が Web3 の世界で資産として残る可能性に注目していると述べています。

また、2025 年第 3 四半期の暗号資産ベンチャー投資は前四半期比で 290% 増加し、2024 年第 1 四半期以来の高水準となりました。特に 2018 年創業の既存企業が多くの資金を集め、新規設立の企業も取引数で増加傾向にあるそうです。

さらに、Animoca Brands は来年、AI に特化した公開フィンテック企業 Currenc Group とのリバースマージャー(逆合併)を通じてナスダック上場を計画しています。

今回の話からは、Animoca Brands がゲームの枠を超えて Web3 の多様な分野に積極的に関わりながら、業界の成長をリードしようとしている様子がうかがえます。特にステーブルコインや AI などの新しい技術分野に注目している点は、今後の動きが気になるところです。

引き続きウォッチしていきたいですね!