SiFive が 4 億ドル調達!AI CPU 新時代へ
みなさん、こんにちは。
SiFive が 4 億ドルの資金調達で 36.5 億ドルの評価額に
2015 年に UC バークレーのエンジニアたちによって設立された SiFive が、4 億ドルの資金調達ラウンドを成功させ、企業価値は約 36.5 億ドルに達したそうです。この調達は当初の予定を超えるオーバーサブスクライブ(応募超過)となったとのこと。
注目すべきは RISC-V ベースのオープンチップ設計
SiFive の強みは、Intel の x86 や ARM とは異なる RISC-V というオープンソースのチップ設計をベースにしている点です。RISC-V はこれまで組み込みシステムなど小規模な用途で知られていましたが、今回の資金調達と Nvidia の関与により、AI データセンター向けの CPU 開発に本格的に乗り出す動きが見られます。
Nvidia も出資、AI 分野での連携が期待される
今回のラウンドには Nvidia も投資家として参加しており、その他にも多くのベンチャーキャピタルやプライベートエクイティ、ヘッジファンドが名を連ねています。特に Atreides Management が主導し、Apollo Global Management や Point72 なども参加しています。
SiFive の設計は Nvidia の CUDA ソフトウェアや NVLink Fusion と連携可能で、Nvidia の「AI ファクトリー」と呼ばれるシステムに組み込まれることが期待されています。
SiFive のビジネスモデルと今後の展望
SiFive は Arm のかつてのモデルに似ており、自社でチップを製造・販売するのではなく、設計をライセンス供与して顧客がカスタマイズする形をとっています。Arm が最近初めて自社製チップをリリースしたのとは対照的です。
RISC-V のオープンで中立的な設計は、特定の顧客に依存しない点でユニークであり、今後 AI データセンター向け CPU の分野でどのように存在感を示していくのか注目されます。
今回の動きは、Intel や AMD といった既存の CPU 大手が Nvidia の GPU に対抗しようとする中で、Nvidia 自身がオープンな技術を持つ新興企業に投資しているという点で興味深いですね。これが今後の半導体業界や AI ハードウェアの競争にどんな影響を与えるのか、引き続きウォッチしていきたいですね!
