Gemini 大規模リストラと新事業「予測市場」挑戦
みなさん、こんにちは。今回は、仮想通貨業界の大手取引所の一つ、Gemini(ジェミニ)が大きな変化を迎えているという話題をお伝えします。
Gemini の大規模な人員削減と地域撤退
ジェミニは、創業者であるタイラー・ウィンクルボス氏とキャメロン・ウィンクルボス氏が率いる仮想通貨取引所ですが、最近の市場の低迷や競争激化の影響で、従業員の最大 25%にあたる約 200 人のレイオフを発表しました。さらに、イギリス、欧州連合(EU)、オーストラリアでのサービスを停止し、これらの地域の顧客アカウントは3月5日から出金のみ可能なモードに切り替えられ、1か月後には完全に閉鎖される予定です。
この決断は、ジェミニが2014年の設立以来、仮想通貨取引所として早期に市場に参入したものの、思うように市場シェアを拡大できず、2025年11月には1億5950万ドルの損失を計上したことが背景にあります。損失の主な要因は、上場に伴うコストや大規模なマーケティング費用とされています。
また、ビットコイン価格が7万ドルを下回るなど、仮想通貨市場全体のボラティリティが高まっていることも、ジェミニの経営に影響を与えているようです。
新たな挑戦:予測市場「Gemini Predictions」への注力
一方で、ウィンクルボス兄弟は新たな成長分野として「Gemini Predictions」という予測市場プラットフォームに力を入れています。2025年12月にローンチされたこのサービスは、約1万人のユーザーから2400万ドル以上の取引量を記録しており、今後の成長に期待が寄せられています。
予測市場とは、スポーツの試合結果や経済指標など、未来の出来事に対してユーザーが賭けを行い、その結果に応じて報酬が得られる仕組みです。ジェミニはこの分野での成功を通じて、より収益性の高いビジネスモデルへの転換を目指しているようです。
今回のジェミニの動きは、仮想通貨市場の厳しい現状を反映していると言えそうです。ただ、予測市場という新しい分野に挑戦する姿勢は、今後の業界のトレンドを占う上でも注目に値しますね。引き続きウォッチしていきたいですね!
