ビットコイン 4年サイクルと新強気シナリオ解説

みなさん、こんにちは。今回はビットコインの価格動向と今後の見通しについて、最近の分析をわかりやすく解説していきます。

ビットコインの4年サイクルと現在の動き

ビットコインはこれまで、約4年ごとに訪れる「半減期」を境に価格が大きく動くサイクルを繰り返してきました。半減期の約12~18ヶ月後に価格がピークを迎え、その後は長期的な下落相場に入るというパターンです。2024年4月の半減期後も例外ではなく、2025年10月に約12万6,200ドルの高値をつけた後、30%以上の下落が見られました。

この動きは過去の弱気相場の初期段階と似ており、著名なトレーダーの中には今後数ヶ月で2万5,000ドル付近まで下落する可能性を指摘する声もあります。

損失を抱えたまま売却するトレーダーの増加

オンチェーン分析の専門家、ジョアン・ウェドソン氏は「SOPR(Spent Output Profit Ratio)」という指標に注目しています。これはビットコインが利益を出して売られているか、損失を抱えて売られているかを示すもので、過去の相場転換点を捉えるのに役立ってきました。

現在のSOPRは1を下回る傾向にあり、これは利益を出して売る人よりも損失を抱えたまま売る人が増えていることを示しています。これもまた、4年サイクルに沿った弱気相場の可能性を示唆しています。

ウェドソン氏は「ビットコインのサイクルは変わっていない」と述べており、過去のパターンがまだ続いていると見ています。

一方で新たな強気シナリオも

しかし、すべての専門家が4年サイクルの継続を信じているわけではありません。米国の大手資産運用会社グレースケールは、2026年前半にビットコインが新たな史上最高値を更新すると予測しています。背景には、米国の金融政策や規制環境の変化、そして法定通貨の価値下落リスクに対するヘッジとしての需要増加があるとしています。

また、フィデリティもビットコインが「スーパーサイクル」と呼ばれる長期的な上昇局面に入る可能性を指摘。これは過去のコモディティ市場で見られた10年近い強気相場に似た動きで、新たな投資家層の参入がその原動力になると考えられています。

ETFや企業のビットコイン保有が市場に与える影響

2024年以降、ブラックロックやフィデリティなどが提供する米国のビットコインETFの保有量は急増し、現在は130万BTC(約1,140億ドル)を超えています。さらに、上場企業のビットコイン保有も1,080,000BTC(約1,000億ドル)に達し、2020年以前にはほとんど見られなかった新たな需要層が形成されています。

これらの動きは、従来のマイナー中心の供給と需要のバランスを変え、ビットコインの価格サイクルに新たな影響を与えている可能性があります。

まとめると、ビットコインはこれまでの4年サイクルに沿った動きを見せつつも、ETFや企業の参入、マクロ経済の変化によって新しい展開を迎えつつあるようです。短期的には弱気の局面も考えられますが、中長期的には新たな強気相場の可能性も示唆されています。

個人的には、こうした複数の要因が絡み合う中で、ビットコインの動きがどう変わっていくのか非常に興味深いと感じます。引き続きウォッチしていきたいですね!