こんにちは!今日は DeFi の大手 DEX、PancakeSwap が Ondo Finance の「Global Markets Alliance」に参加したという話題をお届けします。このアライアンスは、株式や ETF といったリアルな金融資産をトークン化してブロックチェーン上に標準化・準拠した形で展開しようとする、30以上の業界リーダーが集まった連合体です。
Ondo Finance は、トークン化されたリアルワールドアセット(RWA)を扱うために、取引所やウォレット、カストディ(資産管理)サービス、ブロックチェーンネットワークなどを巻き込んで、技術的な相互運用性や規制面のベストプラクティスを整備しようとしています。
PancakeSwap は BNB チェーン上で最大規模の分散型取引所(DEX)として知られており、今回の参加によって、トークン化された株式や ETF の二次流動性を提供する役割を担う可能性が高そうです。具体的には、これらのトークンの取引ペアや流動性プールを作り、ユーザーがトークン化資産にアクセスしやすくなる「入り口」として機能することが期待されています。
ちなみに、同じアライアンスには Coingecko や CoinMarketCap、Chainlink、Bitget、1inch なども参加していて、DeFi と伝統的な金融の橋渡しを目指しているようです。1inch はスワップの集約やルーティング技術を提供して効率的な取引を支援しているそうですし、Bitget や MEXC といった中央集権型取引所もトークン化された米国株を直接上場し始めています。
まだ PancakeSwap の具体的な貢献内容は明らかになっていませんが、BNB チェーンの巨大なエコシステムを活かして、トークン化資産の流動性向上に大きく寄与するのではないかと見られています。今後の動きに注目ですね!

Coin Telegraph
TechCrunch
Finbold