大手企業が支配する 仮想通貨 トレジャリー市場の今
みなさん、こんにちは。
大手企業が支配する仮想通貨トレジャリー市場の現状
最近の動向を見ると、仮想通貨のトレジャリー(企業の資産として保有する暗号資産)市場で、大手企業がますます存在感を強めているようです。特に時価総額で世界第2位の仮想通貨を大量に保有している企業が注目されています。
例えば、BitMineという企業は、先週だけで約1億400万ドル(約104億円)を投じて35,268 ETH(イーサリアム)を購入しました。今年に入ってからの保有量は92,511 ETHも増え、現在は約4.2百万ETH、金額にして約129億ドル(約1.7兆円)に達しています。これは全体の約3.48%に相当します。
さらにBitMineはステーキングにも積極的で、約194万ETH(約57億ドル相当)をロックしているとのことです。これにより、同社は公開企業の中でも最大級の仮想通貨資産を管理していることになります。
小規模トレジャリーの厳しい現実と今後の展望
一方で、規模の小さいトレジャリーは厳しい状況にあるようです。特に、過去の強気相場の際に借入や株式発行で資金調達を行った企業は、資産の維持が難しくなってきています。実際、ETHZillaという企業は昨年末に約2万4千ETH(約7,450万ドル相当)を売却して借金返済に充てたという報告もあります。
このような動きは、仮想通貨トレジャリーの効率性に疑問を投げかけており、Bitwiseの最高投資責任者であるMatt Hougan氏も昨年11月に同様の指摘をしていました。
市場では、今後は大手数社に資産が集中し、それ以外の企業は吸収されるか市場から退場する可能性が高いと見られています。つまり、仮想通貨トレジャリーの「寡占化」が進むかもしれません。
まとめと今後の注目ポイント
今回の情報からは、仮想通貨を企業の資産として保有する動きが大手中心に加速していることがうかがえます。特にETHの保有とステーキングに力を入れる企業が目立ち、資産規模の差が今後の市場の安定性や競争力に影響を与えそうです。
一方で、小規模なトレジャリーは資金繰りの難しさから苦戦しており、これが市場の再編を促す可能性もあります。こうした動きは仮想通貨市場全体の健全性や成長にも関わってくるため、引き続き注目していきたいところです。
引き続きウォッチしていきたいですね!
