こんにちは、みなさん!今日は Ripple の共同創設者クリス・ラーセンさんが、約1億2,380万ドル相当の XRP を大規模に動かしたという話題をお届けします。
ブロックチェーンのデータによると、ラーセンさんは 5,000万 XRP(約1億2,380万ドル)を不明なウォレットに移動させたそうです。この取引は 2025年10月20日に完了し、1時間以内に行われたとのことです。実はラーセンさんがこれほど大きな XRP の動きを見せたのは、今年7月以来初めてだそうですよ。
ちなみに7月中旬には、約1億7,500万ドル分の XRP を動かしていて、そのうち約1億4,000万 XRP は取引所に送られていました。その時は XRP の価格は3ドル以上で推移していて、大きな価格変動はなかったようです。
なぜラーセンさんは XRP を移動させたのか?
最初は移動の目的が不明でしたが、ラーセンさん本人がSNSで、この XRP は Ripple が支援する Evernorth という企業への投資の一部だと明かしました。Evernorth は最近、ナスダックでの SPAC 合併を発表していて、約10億ドルの資金調達を目指しているそうです。
Evernorth は Ripple、SBI ホールディングス、Armada Acquisition Corp II の支援を受けており、XRP の最大の公開トレジャリー(資金管理)を構築し、機関投資家が XRP にアクセスしやすくするための規制された投資商品を作ることを目指しています。
Ripple 関連の企業やパートナーはすでに2億ドルの出資を約束しているとのこと。ラーセンさんは Evernorth チームを称賛し、「XRP の資本市場における欠けていたピース」と表現し、DeFi(分散型金融)での XRP 利用拡大に期待を寄せています。
ただ、この動きは Ripple の内部関係者による市場活動と投資家の信頼感の間で、以前から続く緊張感を再燃させているようです。ラーセンさんはまだ約25億8,000万 XRP(約88億ドル)を保有しているため、今回の移動が機関投資家の強気な姿勢を示すのか、それとも価格変動に備えたリスクヘッジなのか、専門家の間でも意見が分かれているようです。
XRP の価格動向について
今回の大口移動の後も、XRP の価格は大きな変動を見せていません。記事執筆時点での価格は約2.41ドルで、過去24時間で2%以上下落、週間ベースでも約2.3%のマイナスとなっています。
この価格調整は、暗号資産市場全体の動きと連動しているようで、最近の上昇分が一部消えている状況です。XRP が再び3ドル台を目指すには、2.50ドルの抵抗線を突破することが重要と見られています。
今後も Ripple や XRP の動きには注目が集まりそうですね。投資を考えている方は、市場全体の動向も含めて慎重に情報をチェックしていくのが良さそうです。
 
					
 
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