PayPal が ユタ州で 銀行設立へ 新戦略とは?

みなさん、こんにちは。今回は PayPal がアメリカ・ユタ州で工業銀行(インダストリアルバンク)を設立するための申請を行ったというニュースをお伝えします。

PayPal の銀行設立申請の概要

PayPal はユタ州の金融当局と連邦預金保険公社(FDIC)に対して、工業銀行の設立申請を提出しました。もし承認されれば、PayPal は自社で融資を行ったり、顧客の預金を保有したり、決済ネットワークに直接アクセスできるようになります。これにより、これまで依存していたパートナーバンクへの依存度を下げ、より自社のペースで金融サービスを展開できる可能性が出てきます。

小規模事業者向けの金融サービス強化が狙い

PayPal は声明の中で、今回の銀行設立の目的を「アメリカの小規模事業者に対して、より効率的に融資ソリューションを提供し、第三者への依存を減らすこと」と説明しています。CEO のアレックス・クリス氏も「資金調達は成長を目指す小規模事業者にとって大きな課題だ」と述べており、PayPal がこの分野での支援を強化しようとしていることがうかがえます。

暗号資産・ステーブルコイン事業との関連

PayPal はここ数年、暗号資産やステーブルコインを自社の決済インフラに組み込むことに注力しています。例えば、独自のステーブルコイン「PYUSD」を使った決済や送金サービスの拡大、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産を店舗での支払いに利用できる仕組みの導入などです。今回の銀行設立が承認されれば、これらの暗号資産関連サービスをより規制された銀行の枠組みの中で展開できるようになり、信頼性や利便性の向上につながる可能性があります。

まとめ

PayPal の今回の動きは、単に銀行業務に参入するだけでなく、小規模事業者向けの金融支援を強化しつつ、暗号資産やステーブルコインを活用した新しい決済サービスの拡充を目指すものと見られます。今後の承認プロセスや具体的なサービス展開の動向に注目したいですね。

引き続きウォッチしていきたいですね!