デラウェア州の 新ステーブルコイン規制 法案まとめ
みなさん、こんにちは。今回はアメリカのデラウェア州で動きがあった、ステーブルコインに関する新しい法案についてお話しします。
デラウェア州がステーブルコイン発行者向けの規制枠組みを提案
デラウェア州の議員たちが、ステーブルコインの発行者を対象にした州レベルの包括的な規制枠組みを作る法案を提出しました。この法案は「Delaware Payment Stablecoins Act」と呼ばれ、ステーブルコイン発行者に対してライセンスの取得や準備金の保有、報告義務などを定めています。
この動きは、2025年7月に成立した連邦法「GENIUS Act」と連携する形で進められており、連邦基準と「実質的に類似」した州の規制体制のもとで、州の認可を受けた発行者が活動できるようにする狙いがあります。
法案のポイントと背景
- 発行者は現金や銀行預金、短期の米国債などで1対1の準備金を保有することが義務付けられます。
- 毎月の準備金報告を公開し、利用者からの換金要求には決められた期間内に応じる必要があります。
- 発行者は「支払いステーブルコイン発行者ライセンス」や「デジタル資産サービスプロバイダーライセンス」などのいずれかの州ライセンスを取得しなければなりません。
- 連邦法で許可されない限り、ステーブルコインに利息を支払うことは禁止されています。これはステーブルコインが銀行預金のような性質を持つべきか、単なる決済手段であるべきかという議論に関連しています。
デラウェア州はこれまでも企業法や金融法の中心地として知られており、この法案が通れば、ステーブルコイン発行者にとって州レベルの監督を選ぶ有力な場所になる可能性があります。
ステーブルコイン市場の成長と今後の展望
現在、ドルに連動するステーブルコインは世界で約 3,050 億ドルの流通量があり、今後も大きく成長すると予測されています。スタンダードチャータード銀行の予測では、2028年までにこの市場は 2 兆ドルを超える規模に拡大する可能性があるそうです。
今回のような州と連邦の規制整備は、ステーブルコイン発行企業が安心して事業を拡大できる環境を作る一助となるかもしれません。
個人的には、ステーブルコインの規制が明確になることで、より多くの企業が参入しやすくなり、市場の信頼性も高まるのではないかと感じています。ただ、利息の支払い禁止など、まだ議論の余地がある部分も多いので、今後の動きに注目したいですね。引き続きウォッチしていきたいですね!
