ビットコイン 20%上昇と 米雇用統計の注目ポイント
みなさん、こんにちは。今回はビットコインの価格動向と、今週金曜日に発表予定のアメリカの雇用統計(非農業部門雇用者数)に注目が集まっている話題をお伝えします。
ビットコイン、年初来安値から20%上昇し局所的な強気相場へ
ビットコイン(BTC)は現在、約72,450ドルで取引されており、今年の最安値から約20%上昇しました。これにより、短期的には強気相場に入ったと見られています。
この上昇は、アメリカとイランの間で戦争終結に向けた対話が行われる可能性が報じられたことがきっかけです。ただし、現時点では三者とも戦闘継続の姿勢を示しており、すぐに停戦になる可能性は低いと考えられています。そのため、原油価格も上昇しており、ブレント原油は84.15ドル、WTIは78ドルまで上がっています。
注目の米国雇用統計と今後の金利動向
ビットコインの次の大きな反応材料は、今週金曜日に発表されるアメリカの非農業部門雇用者数のデータです。ロイターのエコノミスト調査によると、2月の雇用者数は7万人増と予想されており、1月の11万人増から大幅に減速する見込みです。失業率は4.3%で横ばいと予想されています。
この数字は、3月17日と18日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定に影響を与える可能性があります。多くのエコノミストは、政策金利が3.50%~3.75%のレンジで据え置かれると見ていますが、弱い雇用統計が出れば利下げを支持する声も出てくるかもしれません。
実際、連邦準備制度理事会(FRB)の幹部の一人、スティーブン・ミラン氏は、雇用市場の状況を踏まえ利下げを支持する意見を示しています。一方で、中東の戦争がインフレを加速させる懸念もあり、FRBの判断は難しい状況です。
一般的に、FRBが利下げを行うとビットコインなどの暗号資産への需要が高まる傾向があります。
ビットコイン価格のテクニカル分析
ビットコインは年初来安値の約60,000ドルから72,700ドルまで回復し、2月15日の高値71,000ドルを突破しました。この水準は「逆ヘッドアンドショルダー」パターンのネックラインにあたります。
また、スーパートレンド指標が赤から緑に変わり、50日指数移動平均線を上回っています。さらに、史上最高値と今年の最安値を結んだフィボナッチ・リトレースメントの23.6%の水準付近に位置しています。
これらのテクニカル指標からは、心理的節目の80,000ドルを目指す強気のシナリオが考えられます。ただし、70,000ドルを下回ると強気の見通しは否定される可能性があります。
今回の動きは、地政学的なニュースや経済指標の発表を背景にしており、今後の展開が非常に注目されます。特に金利政策の動向と雇用統計の結果が、ビットコインの価格にどのように影響するかは見逃せませんね。引き続きウォッチしていきたいですね!
