インド発 AI チャットアプリ「Indus」登場!
みなさん、こんにちは。今日はインド発の注目AIスタートアップ「Sarvam」が新たにリリースしたチャットアプリ「Indus」についてお話しします。
インド発のAIチャットアプリ「Indus」登場
Sarvamは、インドのローカル言語やユーザーに特化したAIモデルを開発するスタートアップで、先週金曜日にウェブとモバイル向けのチャットアプリ「Indus」を公開しました。これは、OpenAIやAnthropic、Googleといったグローバル企業がひしめく生成AI市場に新たに参入する動きとして注目されています。
インドは生成AIの利用が急速に拡大している国の一つで、OpenAIのCEOサム・アルトマン氏によると、ChatGPTのインド国内の週次アクティブユーザーは1億人を超えているそうです。また、AnthropicのAIモデル「Claude」もインドでの利用が全体の5.8%を占め、米国に次ぐ規模となっています。
Indusアプリの特徴と背景
IndusはSarvamが開発した1050億パラメータの大型言語モデル「Sarvam 105B」を搭載したチャットインターフェースです。実はこのモデルは、今週ニューデリーで開催された「India AI Impact Summit」で発表されたばかり。Sarvamは企業向けの取り組みやハードウェア展開の計画も明らかにしており、NokiaのフィーチャーフォンやBoschの自動車向けAI技術との連携も進めています。
現在、IndusはiOS、Android、ウェブでベータ版が利用可能で、テキスト入力だけでなく音声入力にも対応。電話番号やGoogleアカウント、Apple IDでログインできるものの、今のところ利用はインド国内に限定されているようです。
利用上の注意点と今後の展望
ただし、現状ではチャット履歴の削除がアカウント削除とセットになっていたり、AIの推論機能をオフにできなかったりといった制限もあります。また、サーバーの処理能力の関係で利用者が多い場合は待機リストに入る可能性もあるとのこと。Sarvamの共同創業者は、段階的にアクセスを拡大していくと説明し、ユーザーからのフィードバックを求めています。
Sarvamは2023年設立で、これまでにライトスピード・ベンチャーズやコスラ・ベンチャーズなどから合計4100万ドルの資金調達を実施。インド市場に特化した大型言語モデルの開発を進めており、国内でのAIインフラの自立を目指す動きの一環と見られています。
今回のIndusの登場は、グローバル企業に加え、地域に根ざしたAIサービスがどんどん増えていることを示しているように感じます。特に多言語・多文化のインド市場でどのように成長していくのか、今後も注目していきたいですね。引き続きウォッチしていきたいですね!
