2025 年 急増する 仮想通貨 レンチ攻撃の実態

みなさん、こんにちは。今回は、2025年に増加している「レンチ攻撃」と呼ばれる物理的な強要事件についてお話しします。これは、被害者から仮想通貨のアクセス情報を奪うために暴力や脅迫を用いる犯罪のことです。

2025年に増加するレンチ攻撃の実態

ビットコインの価格上昇に伴い、こうしたレンチ攻撃の報告件数が増えています。セキュリティ企業 Casa のCTO、ジェイムソン・ロップ氏が公開しているデータベースによると、今年だけで少なくとも65件のレンチ攻撃が記録されており、実際にはもっと多くの未報告事件があると考えられています。

これらの事件は非常に凄惨で、殺人や指の切断、性的暴行なども含まれていることが報告されています。

Ledger共同創業者の誘拐事件

フランスでは、Ledgerの共同創業者デイビッド・バランド氏が自宅から誘拐され、身代金目的のレンチ攻撃を受けました。彼と妻は約24時間拘束され、犯人はバランド氏の指を切断して関係者に送りつけ、身代金の支払いを迫ったと報じられています。後にフランス警察は、この事件の首謀者とされる人物を逮捕しました。

カナダでの水責めと性的暴行事件

ブリティッシュコロンビア州のある家族は、郵便配達員を装った犯人たちに侵入され、水責めや性的暴行を受けるという凄惨な事件に遭いました。夫婦は水責めにあい、娘さんは性的暴行を受け、犯人たちは約160万ドル相当の仮想通貨を奪いました。犯人の一人は7年の刑を言い渡されています。

偽ウーバーでの誘拐と薬物使用

アメリカ人観光客がロンドンで偽のウーバーに乗せられ、睡眠薬の一種とされるスコポラミンを吸わされました。意識が朦朧とする中で仮想通貨アカウントの情報を渡してしまい、約12万ドル相当のXRPとビットコインが盗まれました。

ニューヨークでの誘拐と拷問事件

ニューヨークでは、イタリア人実業家が偽の誘いで連れ去られ、複数週間にわたり拘束されて拷問を受けた事件がありました。電気ショックや家族への殺害脅迫など中世の拷問を思わせる手口が使われたとされていますが、被告側は被害者が自発的に楽しんでいたと主張し、裁判は続いています。

ウィーンでの凄惨な暴行事件

ウクライナのハリコフ市副市長の息子である21歳の学生が、ウィーンで暴行を受け、車の後部座席でガソリンをかけられて火をつけられるという凄惨な事件も起きました。犯人はウクライナ国籍の2人で、事件後に国外逃亡しましたが逮捕されています。事件後、被害者の仮想通貨ウォレットからの出金も確認されています。

こうした事件は仮想通貨の普及と価格上昇に伴い、物理的な危険が増していることを示しているようです。被害者の多くは大きな損失を被っており、セキュリティ対策の重要性が改めて浮き彫りになっています。

私たちもこうした動向を注視しつつ、仮想通貨の安全な利用方法について考えていく必要がありそうですね。引き続きウォッチしていきたいですね!