Polymarket の規制問題と米国再参入の最新動向
みなさん、こんにちは。今回は、予測プラットフォームの Polymarket に関する最新の動きをお伝えします。アメリカ市場への再参入を目指す一方で、ルーマニアの規制当局は厳しい対応を取っているようです。
ルーマニア、Polymarket をギャンブル違法運営としてブラックリストに
ルーマニアの国家ギャンブル局(ONJN)は、Polymarket がライセンスなしでギャンブル活動を行っているとして、同社のサービスを国内で禁止しました。具体的には、同局は Polymarket のウェブサイトをブラックリストに登録し、アクセス制限をかけています。
ONJN のトップ、Vlad-Cristian Soare 氏は「技術的な問題ではなく法律の問題だ」と述べ、通貨がレイ(ルーマニア通貨)であろうと暗号資産であろうと、未来の結果にお金を賭ける行為はギャンブルに該当し、許可が必要だと強調しています。
ONJN は Polymarket が「イベントトレーディングプラットフォーム」として自称しているものの、実態はユーザー同士が未来の結果に対して資金を賭け合う「カウンターパーティベッティング」であり、これを「トレーディング」と呼ぶことは法の抜け穴を作る危険な前例になると警告しています。特に国政選挙のようなセンシティブなイベントでの無許可ギャンブルは問題視されています。
アメリカ市場ではスポーツベッティングに注力し再出発へ
一方で Polymarket はアメリカでの再参入に向けて準備を進めており、今回はライセンスを取得したスポーツベッティングに特化したサービスを展開する予定です。NFL や NBA などの大規模スポーツイベントを中心に、11月から限定的にローンチする計画です。
この動きを受けて、既存のスポーツベッティング企業である DraftKings や Flutter Entertainment の株価がそれぞれ 5%、3%下落するなど、市場も注目している様子がうかがえます。
Polymarket はフロリダに拠点を置く QCX という取引所を買収し、米商品先物取引委員会(CFTC)のライセンスを取得しました。さらに CFTC からは「ノーアクションレター(警告や処分を行わない旨の通知)」も得ており、規制の枠内での運営を目指していることがわかります。
今回の件は、ブロックチェーンを活用したベッティングプラットフォームが国ごとに異なる規制環境に直面していることを示しています。ルーマニアのように厳しく取り締まる国もあれば、アメリカのように一定のルールのもとで合法的に展開しようとする動きもあります。
今後、Polymarket がアメリカでの再出発を成功させるのか、それとも新たな規制の壁にぶつかるのか、注目していきたいですね。引き続きウォッチしていきたいです!
