Xが始める新ハンドル売買の全貌解説!
こんにちは!今日はX(旧Twitter)が新しく始める「ハンドルマーケットプレイス」について、海外の情報をもとに分かりやすく紹介していきます。
Xがユーザーネームを売買・レンタルできるマーケットを開始
Xがついに、長らく噂されていた「ハンドルマーケットプレイス」をローンチするそうです。これによって、プレミアム会員(有料サブスクユーザー)は、使われていないユーザーネーム(ハンドル)を購入またはレンタルできるようになります。中には、1億円(100万ドル)を超える値段がつくものもあるとか…!
2種類のハンドル:PriorityとRare
このマーケットは「Priority(優先)」と「Rare(レア)」という2つのカテゴリに分かれています。
Priorityハンドルは、フルネームや複数単語、数字入りのもの(例:@JohnSmith、@Lisa35など)。これらはリクエスト自体は無料ですが、プレミアム会員をやめると30日後にハンドルが回収されてしまう仕組みです。つまり、レンタルみたいなイメージですね。
Rareハンドルは、@Pizza、@Tom、@Oneのような短くてシンプルなもの。こちらは2,500ドルから100万ドル超まで、X側が需要や「文化的価値」を見て値付けするそうです。Rareハンドルは一度買えば、サブスクをやめてもそのまま保持できるとのこと。
転売は禁止、外部売買もNG
ちなみに「マーケットで取得したハンドルは譲渡不可」とXは明言しています。外部での売買も禁止で、違反するとアカウント停止になる可能性があるそうです。ハンドル転売で一儲け…みたいなことは難しそうですね。
なぜ今このタイミング?
こうした動きの背景には、広告収入の減少があると言われています。Xは広告以外の収益源を探していて、ブランドやインフルエンサー、コレクター向けに「希少なハンドル」を有料で提供することで、サブスク加入を促したい狙いがあるようです。
昔からあった“裏マーケット”を公式化
実は、X(Twitter)では昔から非公式にハンドル売買が行われていたそうです。ある調査によると、たった27アカウントで約5,000万円(50万ドル)を稼いだ例もあったとか。今回の公式マーケット化で、Xがその流れをコントロールし、利益も得る形になったみたいです。
ユーザー体験はどう変わる?
これまでは人気ハンドルが開放されると、ボットが一瞬で奪ってしまうことが多かったですが、今回の仕組みでそうした混乱は減るかもしれません。また、欲しいハンドルが今は出ていなくても「ウォッチリスト」に登録しておけば、空きが出たときに通知が来るそうです。
なお、ハンドルを変更してもフォロワーはそのまま引き継がれる仕組み。元のハンドルは「凍結」され、他の人がすぐに使えないようになっています。将来的には、元ハンドルから新ハンドルへのリダイレクト(転送)機能も追加されるかもしれないとのことですが、現時点では未実装です。
課題や疑問点も
一方で、「どのアカウントが“非アクティブ”と判断されるのか」「元の持ち主が異議を申し立てる方法は?」など、透明性についてはまだ不明な点も多いようです。過去には、Xが有名な@xハンドルを持っていた写真家から、特に補償もなくアカウントを回収した事例もあったそうです。
また、Priorityハンドルはサブスクをやめると失うため、「デジタル資産」というより“レンタル”に近い扱いになる点を指摘する声もあるみたいです。
まとめ
ということで、Xのハンドルマーケットプレイスは、デジタル上の「土地」や「資産」としてユーザーネームを扱う新しい試みと言えそうです。今後どんなハンドルが高値で取引されるのか、どんなトラブルや新サービスが出てくるのか、引き続き注目していきたいですね!
みなさんは欲しいハンドル、ありますか?気になる人は公式マーケットをチェックしてみてください!
