Blockchain.com が欧州で MiCA ライセンス取得!
みなさん、こんにちは。今回は、老舗の仮想通貨プラットフォームである Blockchain.com がヨーロッパで規制当局の承認を得たというニュースをお伝えします。
Blockchain.com は、ウォレットサービスやブロックチェーンエクスプローラーを運営している企業ですが、マルタ金融サービス局(MFSA)から「Markets in Crypto-Assets Regulation(MiCA)」のライセンスを取得しました。これにより、欧州経済領域(EEA)内の30カ国でカストディ(資産保管)やウォレットサービスを提供できるようになり、今後は機関投資家向けの財務管理サービスも展開する計画です。
マルタから新たな幹部を迎え、欧州戦略を強化
Blockchain.com の共同創業者兼 CEO のピーター・スミス氏は、マルタの規制環境の明確さと戦略的な立地が、欧州展開の拠点として最適だと述べています。
さらに、同社はマルタの金融機関協会(FIMA)の会長であるフィオレンティーナ・ダモーレ氏を、欧州事業のシニアディレクター兼 Blockchain.com マルタの CEO に迎えました。ダモーレ氏は Bitpanda や eToro といった大手プラットフォームでの経験を持ち、欧州全体での事業拡大をリードしていくそうです。
マルタの MiCA ライセンス発行に対する注目と議論
マルタは MiCA ライセンスの発行に関して、EU 内で注目を集める一方で議論も起きています。7月には欧州証券市場監督局(ESMA)からマルタ金融サービス局の認可手続きに関する指摘がありましたが、MFSA はこれがライセンス発行プロセスにリスクをもたらすものではないと説明しています。
また、マルタは EU の仮想通貨サービス提供者(CASP)に対する監督の中央集権化に反対しており、MiCA が施行されてまだ間もないことから、今は追加の監督体制を導入するのは時期尚早だと主張しています。これに対し、フランスなどは ESMA による直接監督を求めている状況です。
マルタのこうした姿勢は、規制の明確化とイノベーションのバランスをどう取るかという難しい問題を反映していると言えそうです。
今回の Blockchain.com の動きは、ヨーロッパでの仮想通貨規制が徐々に整備されてきていることを示す一例かもしれません。規制の枠組みが明確になることで、より多くの企業が安心してサービスを展開できるようになる可能性がありますね。
引き続きウォッチしていきたいですね!
