ビットコイン マイニング収益が14ヶ月ぶり低水準に
みなさん、こんにちは。今回はビットコインのマイニング収益に関する最新の動きをお伝えします。
ビットコインマイニングの収益性が14ヶ月ぶりの低水準に
暗号資産のデータ分析会社 CryptoQuant の報告によると、ビットコインの価格とマイニングの収益性を比較する指標が、14ヶ月ぶりの低い数値を記録しました。この指標は、ビットコインの価格に対してマイニング事業がどれだけ利益を出せているかを示すもので、現在は非常に厳しい状況にあるようです。
具体的には、ビットコインの価格が今週急落し、マイニングの難易度も高いままのため、マイナー(採掘者)は「非常に低い報酬しか得られていない」と CryptoQuant は指摘しています。さらに、米国東部を襲った大規模な冬の嵐が電力供給に影響を与え、主要なマイニング企業の生産にも打撃を与えたことが、状況をさらに悪化させています。
マイニングのハッシュレートと収益の低下
ビットコインネットワーク全体の計算能力を示すハッシュレートは、5つの連続した期間で減少し、2025年9月以来の低水準に落ち込んでいます。これに伴い、日々のマイニング収益も年間最低の2800万ドルまで下がりました。
このような環境下で、公開市場で取引されているビットコインマイナーの株価も大きく下落しています。例えば、MARA ホールディングスや CleanSpark、Riot ホールディングスなどの銘柄は、過去5営業日で二桁のパーセンテージで値を下げています。
ビットコイン価格の動きとマイニングコストの逆転現象
ビットコイン自体の価格も、過去7日間で約6%下落し、現在は約8万3956ドルで取引されています。これは昨年10月の最高値12万6080ドルから約33%低い水準です。
また、ケンブリッジ大学のビットコイン電力消費指数によると、現在はビットコインをマイニングするコストの方が、市場でビットコインを購入する価格よりも高くなっているという状況も明らかになっています。
マイナーの経営戦略の変化も見られる
こうした経済的な厳しさの中で、AI向けの計算需要に注目する動きも出てきています。例えば、Bitfarms や Bit Digital といった公開企業は、株主にとってより有利なビジネスモデルを模索するため、ビットコインマイニング事業からの撤退を決めています。
今回の状況は、ビットコインの価格変動だけでなく、天候や電力事情、そしてマイニングの難易度など複数の要因が絡み合っていることが分かります。マイナーにとっては厳しい環境が続いていますが、同時に新たなビジネスチャンスを探る動きも見られ、今後の展開が注目されますね。
引き続きウォッチしていきたいですね!
