Resolve AI が AI 自動運用で約10億ドル評価!

みなさん、こんにちは。今回は、ソフトウェアの運用を自動化するスタートアップ「Resolve AI」の最新資金調達についてお伝えします。

Resolve AI がシリーズ A ラウンドで約10億ドルの評価額に

Resolve AI は、自律的にソフトウェアシステムの信頼性を保つ「自動サイト信頼性エンジニア(SRE)」ツールを開発しているスタートアップです。今回、Lightspeed Venture Partners が主導するシリーズ A ラウンドで資金調達を行い、表向きの評価額は約10億ドルと報じられています。ただし、実際の評価額は複数の価格帯で株式を購入する仕組みのため、もう少し低めの水準と見られています。このような多段階の投資手法は、最近 AI スタートアップの間で注目されているようです。

創業者と事業内容

Resolve AI は設立からまだ2年未満の若い会社ですが、元 Splunk の幹部である Spiros Xanthos 氏と Mayank Agarwal 氏が率いています。お二人は20年以上前に大学院で出会い、以前にも Omnition というスタートアップを共同創業し、2019年に Splunk に買収された経験があります。

この会社の特徴は、人間の SRE が手動で行っていたシステム障害の検知や修復を AI がリアルタイムで自動化する点にあります。クラウド環境が複雑化し、熟練した SRE の確保が難しくなる中で、こうした自動化はダウンタイムの削減や運用コストの低減に寄与し、エンジニアが新機能開発に集中できる環境を作ることが期待されています。

ビジネスの現状と競合

Resolve AI の年間定期収益(ARR)は約400万ドルとされており、資金調達の具体的な金額は明らかにされていません。昨年10月には、Greylock が主導する3500万ドルのシードラウンドも実施していました。

競合には Traversal という AI SRE スタートアップがあり、こちらは Kleiner Perkins 主導で4800万ドルのシリーズ A を調達しています。AI を活用したサイト信頼性の自動化は今後ますます注目される分野と言えそうです。

今回の情報からは、Resolve AI が技術力と経験豊富なチームを背景に、急速に成長を目指している様子がうかがえます。AI による運用自動化は、今後のソフトウェア開発や運用の形を大きく変える可能性があり、引き続きウォッチしていきたいですね!