企業のビットコイン保有動向 2025年10月最新解説
みなさん、こんにちは。今回は企業のビットコイン保有動向について、2025年10月の最新データをわかりやすく解説します。
企業のビットコイン購入ペースが鈍化
2025年10月、企業や政府、ETFなどのビットコイン保有量は過去最高を更新しましたが、新規購入のペースは鈍化しています。オンラインのトラッカー「BitcoinTreasuries.net」によると、10月に企業が追加で購入したビットコインは約14,447 BTCで、今年に入ってから最も少ない増加幅となりました。
これは9月の38,000 BTC超の購入と比べると大きな減速で、市場の雰囲気や価格動向の変化が影響していると見られます。
総保有量は4.05百万BTC、約4440億ドル相当に
10月末時点で、企業や政府、ETFなどが保有するビットコインの合計は約405万BTCに達し、評価額は約4440億ドルにのぼります。内訳は、上場企業が約105万BTC、政府が約64万BTC、ETFや取引所が約154万BTCを保有しています。
一方で、売却は非常に控えめで、企業が売却したビットコインはわずか39 BTCにとどまっています。これは保有の安定化や資本効率の向上を重視する動きの表れかもしれません。
資金調達環境の変化と資本効率化へのシフト
株価の圧縮やリスクプレミアムの上昇により、企業は資金調達が難しくなっており、安価な株式発行よりも優先株の発行や信用枠の活用に頼るケースが増えています。
また、多くの企業が大規模なビットコイン買い増しよりも、株式の自社買い戻しなど資本効率を高める手法に注力しているようです。これにより、ビットコイン1株あたりの価値を守り、株価の下落圧力を和らげようとしていると考えられます。
今後の展望
Fidelityの推計では、上場企業は現在、流動性の低いビットコイン供給の約5%を保有しており、2032年にはこの割合が42%にまで増える可能性があるとのことです。長期保有者や支出の少ない投資家が中心となるこの層の拡大は、ビットコインの市場構造に大きな影響を与えそうです。
今回のデータからは、企業のビットコイン購入が一時的に減速しているものの、全体の保有量は増え続けており、次の投資機会を慎重に見極めている様子がうかがえます。
個人的には、企業が資本効率を重視しつつもビットコイン保有を増やしている点が、今後の市場の安定感につながるのではないかと感じます。引き続きウォッチしていきたいですね!
