MSTR 株価とビットコインの下落リスク解説
みなさん、こんにちは。今回は、MicroStrategy(マイクロストラテジー、略して MSTR)の株価動向と、同社が大量に保有するビットコイン(BTC)の価格リスクについてお話しします。
MSTR株価はテクニカル的に弱気の展開が続く
MicroStrategy は先週、約9億8,000万ドルを投じて10,645 BTCを追加購入し、保有ビットコインは合計671,268 BTC、時価で600億ドル超に達しています。CEOのマイケル・セイラー氏もこの買い増しを公表しました。
しかし、株価は今年に入ってから大きく下落しており、7月の457ドルから現在は約176ドルと約62%の下落です。これはビットコイン価格の弱含みと連動していると見られます。
チャート分析では、MSTR株は「ベアリッシュフラッグ(弱気の旗)」というパターンを形成しており、短期的にはさらなる下落の可能性が示唆されています。また、重要なサポートラインである230ドルを割り込み、デスクロス(短期移動平均線が長期移動平均線を下回る現象)も発生しています。
これらのテクニカル指標から、今後の株価は155ドルの年初来安値を試し、さらに下回れば100ドル近くまで下落するリスクもあると考えられています。
ビットコイン価格も下落リスクが高まる
ビットコイン自体もチャート上で「ライジングウェッジ(上昇くさび)」という弱気のパターンを形成しており、主要な移動平均線や抵抗線94,635ドルを下回っています。さらに、イチモク雲も割り込んでいるため、短期的には80,600ドルの先月安値を目指す動きが予想されます。
もし80,600ドルを割り込むと、4月の安値75,000ドルまで下落する可能性もあると見られています。
日本銀行の利上げがMSTR株に影響か
もう一つの注目ポイントは、今週金曜日に予定されている日本銀行(BoJ)の利上げ決定です。インフレ率が3%を超えているため、日銀は利上げを示唆しており、その確率は98%と非常に高い状況です。
一方で、米連邦準備制度理事会(FRB)は利下げを進めているため、日米の金融政策の方向性が逆になることが、長年続いたキャリートレードの巻き戻しを引き起こし、MSTR株やビットコインにとってマイナス材料となる可能性があります。
また、ビットコイン市場では先物のオープンインタレスト減少やファンディングレートの平坦化など、レバレッジ調整の動きも見られ、これがさらなる価格下落圧力となるかもしれません。
全体として、MicroStrategyの株価はビットコイン価格の動向や金融政策の影響を強く受けており、短期的にはリスクが高い状況が続く可能性があるようです。
個人的には、MSTRのビットコイン大量保有は長期的な強みとも言えますが、短期的な市場環境の変化には注意が必要だと感じます。今後の動きを引き続きウォッチしていきたいですね!
