韓国政府のビットコイン紛失事件の真相とは

みなさん、こんにちは。今回は韓国で起きたちょっと気になるビットコインの紛失事件についてお話しします。

韓国検察が押収ビットコインの消失を調査中

韓国の光州地方検察庁が、政府が押収して管理していたビットコインが行方不明になった件を調査しています。報告によると、この事件は2025年の中頃に発生したとされ、原因は外部からのシステムハッキングではなく、フィッシング詐欺によるものと見られています。

具体的には、検察の職員がUSBに保存していたビットコインの秘密鍵のパスワードを、偽のウェブサイトにアクセスしたことで第三者に知られてしまい、その結果、ビットコインが取り返しのつかない形で移動されてしまったそうです。

被害額は正確には公表されていませんが、地元メディアや内部関係者の推定では約4800万ドルから4900万ドル(数百億ウォン)にのぼるとされています。

背景にある韓国のデジタル資産管理の課題

この事件は、韓国の政府機関がデジタル資産を安全に管理するための技術的な準備が十分でない可能性を示唆しています。暗号資産の管理には、専門的な鍵管理や日常のコンピューター環境からの隔離など、高度なセキュリティ対策が求められるのが業界の常識です。

また、2026年1月には韓国最高裁が、UpbitやBithumbといった中央集権型取引所に保管されているビットコインも「押収可能な財産」と認める判決を出しており、デジタル資産の法的扱いがますます明確になってきています。

こうした中での今回の事件は、韓国のデジタル資産に関する法整備や運用面での課題を浮き彫りにしていると言えそうです。

現時点で検察は内部調査を続けており、具体的な処分や管理体制の見直しについてはまだ発表されていません。

今回の件は、政府が管理する暗号資産の安全性や法的枠組みの整備が今後どのように進んでいくのかを考えるうえで重要なケースになりそうです。引き続きウォッチしていきたいですね!