ZK-proof 分散計算の新星 Brevis ProverNetとは?

みなさん、こんにちは。今回は、ゼロ知識証明(ZK-proof)に関わる新しいサービス「Brevis」のマーケットプレイスについてご紹介します。

BrevisのProverNetとは?

Brevisは、ZK-proofの計算を専門に行う分散型物理インフラネットワーク(DePIN)「ProverNet」を立ち上げました。このネットワークでは、ZK-proofの計算を提供するプロバイダーが報酬を得られる仕組みになっています。現在は、決済通貨としてCircleのUSDCが使われていますが、将来的には独自トークン「BREV」へ移行予定です。

ProverNetは、計算タスクの配分をオークション形式で行い、プロバイダーの登録やジョブのマッチングもサポート。すでにプロバイダーは登録して仕事に参加でき、アプリケーション側も直接証明の依頼が可能です。

Brevisのこれまでの取り組み

ZK-proofの計算は非常に負荷が高いため、多くの開発者やユーザーが自分で処理するのは難しいことが多いです。Brevisは以前からこの課題に取り組んでおり、2023年にはUniswap v4のフック機能をサポートし、流動性提供者やトレーダーの取引履歴を信頼性高く計算できる技術を提供してきました。

また、UniswapのルーティングリベートプログラムやMetaMaskとの連携、PancakeSwapでのZK-proof処理など、多くのプロジェクトと協力しています。Binanceからの投資も受けており、BNBチェーンのクロスチェーン再ステーキングのインフラにも活用されています。

これまでに250万件以上の証明を30以上のパートナーと共に処理してきた経験から、ZK-proofの負荷は非常に変動が大きいことが分かり、ProverNetのような柔軟なインフラが求められていると考えられています。

実際の利用も始まっている

BrevisはすでにProverNetへ本番環境の一部ワークロードを移行中で、特にEthereumのブロック実行証明を生成する「ETHPoofs」の一部を担当しています。ETHPoofsは、特定のEthereumブロックに含まれる情報を証明するサービスで、クロスチェーンの検証や信頼性の高いブリッジングに役立っています。

このように、BrevisのProverNetはZK-proofの計算を分散化し、より多くのアプリケーションが手軽に利用できる環境を目指しているようです。

個人的には、ZK-proofの計算負荷を分散して報酬を得られる仕組みは、今後のWeb3の発展にとって重要なインフラになりそうだと感じました。特にDePINという形で物理的なリソースを活用しながら分散化を進める点が面白いですね。引き続きウォッチしていきたいですね!