Aztec メインネット Ignition ローンチ速報!

みなさん、こんにちは。今回はイーサリアムのレイヤー2ネットワークの一つ、Aztec がメインネットをローンチしたというニュースをお伝えします。ただし、現時点では機能が一部限定された状態での公開となっています。

Aztec のメインネット「Ignition」ローンチ

Aztec は「Ignition」と呼ばれるメインネットチェーンを立ち上げました。これはブロックを生成するコンセンサス機能は備えていますが、スマートコントラクトの実行機能はまだ実装されていません。つまり、完全な機能を持つネットワークとしてはまだ発展途上の段階です。

興味深いのは、Aztec がイーサリアムのレイヤー2の中でも数少ない「完全に分散化されたネットワーク」の一つとして位置づけられている点です。L2Beat のデータによると、Aztec と Facet v1(信頼不要のオプティミスティックロールアップ)および旧DeFi匿名化プロジェクトの Zk.Money だけが、ステージ2の完全分散型システムとして認識されています。

Aztec はロールアップコントラクトの所有権を放棄しており、Aztec財団や開発チーム、投資家は今後12ヶ月間ノードの運用やステーキング、ガバナンスに参加できません。つまり、ユーザーや第三者が自分でノードを運用しないと取引や出金ができない仕組みになっているため、中央集権的な管理がない状態で運営されることになります。

Aztec のステーキング開始

Aztec トークンのステーキングも始まっており、保有者はネットワークのコンセンサスに参加し、ブロック報酬を得たりガバナンスに影響を与えたりできます。早期参加者はステーカーが少ないため、より多くの報酬を得られる可能性があるとのことです。

現在、約1億720万 AZTEC トークンがステーキングされているようです。投資家や開発チームはステーキングが禁止されているため、これは主にコミュニティメンバーが参加していると考えられます。最低ステーク量は20万 AZTEC(約6,000ドル相当)で、今後需要が高まれば価格が上昇する可能性もあります。

進行中のトークンセール

Aztec は現在、ホワイトリストに登録されたコミュニティメンバー限定のトークンセールを実施中で、11月13日から12月1日までの期間に約277万ドル相当の資金が集まっています。12月2日からは一般向けのセールが始まり、12月6日に終了予定です。

販売されるトークンは約15億4700万枚で、全供給量の約15%にあたります。トークンは最低90日間ロックされ、最長12ヶ月間のロックアップ期間が設けられていますが、コミュニティの投票で早期解除も可能です。

Aztec は過去の資金調達ラウンドに比べて75%割引の価格でトークンを提供しているとしていますが、公式の注意書きでは「過去の評価額や割引率はあくまで参考情報」とされています。現在の価格は1 AZTEC あたり約0.03ドルで、プロジェクトの完全希薄化評価額は約3億1000万ドルと見積もられています。

12月6日には Uniswap 上に約2.7億 AZTEC トークンの流動性プールが開設され、二次市場での取引が活発化する見込みです。二次市場で購入したトークンにはロックアップが適用されません。

Aztec はプライバシー保護に強みを持つレイヤー2ソリューションとして注目されており、完全分散化を目指す動きはイーサリアムのエコシステムにおいても重要なトピックです。まだ機能の一部が未完成である点や、トークンセールの進行状況など、今後の展開が気になるところですね。引き続きウォッチしていきたいですね!