Spark が DeFi で 1 億ドル 新戦略に投資!

みなさん、こんにちは。今回は、DeFi のレンディングプロトコルである Spark が、安定コインの準備金から 1 億ドルを Superstate の「Crypto Carry Fund(USCC)」に投資したという話題をお伝えします。

Spark が Crypto Carry Fund に 1 億ドルを投入

Spark は、これまで主に米国債の利回りを活用してきましたが、最近の米国債利回りの低下を受けて、新たな収益源を模索しています。そこで、ビットコインやイーサリアムといった暗号資産と、それらの先物契約の価格差(いわゆる「ベーシス」)を利用した市場中立の裁定取引戦略を展開する Superstate の Crypto Carry Fund に 1 億ドルを割り当てました。

このファンドは、30 日間で約 9.26% の利回りを目指しており、これは現在低下傾向にある米国債の利回りを大きく上回る数字です。Spark の安定コイン準備金は約 90 億ドル規模で、その一部をこうした新しい戦略に振り向けることで、ユーザーに提供する貯蓄利率の魅力を維持しようとしているようです。

米国債利回りの低下と DeFi の対応

ここ数ヶ月、米国債の利回りは 6 ヶ月ぶりの低水準に落ち込んでいます。これまで多くの DeFi プロトコルや大手安定コイン発行者は、トークン化された米国債を活用して安定した収益を得てきましたが、利回りの圧縮は彼らの収益性に直接的な影響を与えています。

そのため、Spark のようなプロトコルは、暗号資産のベーシス取引のような新しい収益機会に目を向けているわけです。これにより、従来の金融商品に依存しすぎず、より多様なリスク分散を図ろうとしていると考えられます。

Spark の積極的な投資戦略

今回の 1 億ドルの投資は、Spark が Sky エコシステムの中核としての地位を強化するための一環とも見られます。今年に入ってからも、Ethena の USDe と sUSDe トークンに 11 億ドルを投入したり、Maple Finance のレンディングプールに 2,500 万ドルを参加させたり、さらにはトークン化資産の普及を目指す 10 億ドル規模の「Tokenization Grand Prix」を立ち上げるなど、大規模な資金投入を続けています。

こうした動きは、DeFi の世界で安定した収益を追求しつつ、新しい技術や市場機会を積極的に取り込もうとする姿勢の表れかもしれません。

個人的には、伝統的な金融商品の利回りが低下する中で、暗号資産の価格差を利用した裁定取引がどこまで安定的な収益を生み出せるのか注目しています。リスクもあると思いますが、こうした多様化の動きは今後の DeFi の成長にとって重要なポイントになりそうですね。引き続きウォッチしていきたいですね!