2025 年 IBIT ビットコイン ETF 資金流入の謎
みなさん、こんにちは。今回は、2025年のビットコイン現物ETF「IBIT」の資金流入状況についてお伝えします。
年初来流入額は4兆円突破、リターンはマイナスも注目の動き
金融大手ブラックロックが提供するビットコイン現物ETF「IBIT」は、2025年の年初来資金流入額ランキングで6位に入りました。流入額は約254億ドル、つまり日本円で約4兆円を超えています。これは、ナスダック100指数に連動する有名ETF「QQQ」の約218億ドルを上回る数字です。
一方で、IBITの年初来リターンは約マイナス9.6%とマイナスとなっており、同じランキング内でリターンがマイナスなのはIBITだけだと指摘されています。
ブルームバーグのETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏は、この状況をむしろポジティブに捉えており、「マイナスリターンにもかかわらず多額の資金が流入しているのは、投資家が下落局面を利用してポジションを積み上げている証拠」とコメントしています。つまり、価格が下がっている時でも長期的に保有しようとする「HODL」層の存在が背景にあるのかもしれません。
ちなみに、金のETF「GLD」は2025年に約65%のリターンを出しており、資金流入額は約208億ドルとIBITより少なめです。これも興味深いポイントですね。
短期的には資金流出の動きも見られる
ただし、短期的な動きを見ると、ビットコイン現物ETFへの需要はやや低下しているようです。オンチェーン分析企業クリプトクアントの報告によると、2025年第4四半期には約24,000BTCの純売却があり、前年同期の買い越しから一転しています。
また、米国の複数のビットコインETFでは、15日と16日にそれぞれ数億ドルの純流出があり、17日に一時的に流入があったものの、18日には再び流出に転じるなど、短期的には資金の出入りが激しい状況です。
まとめ
IBITのようなビットコイン現物ETFは、長期的には大きな資金流入が続いている一方で、短期的には資金の出入りが活発で需給が揺れている様子がうかがえます。これは、投資家が価格変動を見ながらポジション調整をしている可能性があり、ビットコイン市場の複雑な動きを反映しているのかもしれません。
今後もこうしたETFの動向は、ビットコインや仮想通貨市場全体のトレンドを知る上で重要な指標となりそうです。引き続きウォッチしていきたいですね!
