夜間取引特化型 ビットコイン ETF 新提案

みなさん、こんにちは。今回は、米国で新たに提案されたビットコインETFの動きについてお伝えします。

夜間取引に特化したビットコインETFの提案

タイダル・トラストが米証券取引委員会(SEC)に提出した新しい書類によると、米国市場の取引時間外、つまり夜間にビットコインを保有するタイプのETFが提案されました。このETFは「Nicholas Bitcoin and Treasuries AfterDark ETF」と呼ばれ、夜間にビットコインを購入し、翌日の市場開始時に売却する仕組みです。

具体的には、ビットコイン先物を使う場合は夜間に取引を行い、翌営業日の市場オープン後すぐにポジションを閉じる形。また、現物連動型の場合は市場の引けで購入し、寄り付き付近で売却することで、夜間の値動きを取り込む設計となっています。

日中は米国債やマネーマーケットファンドなどの現金同等物に資産を配分し、ビットコインの価格変動リスクをある程度回避しつつ、間接的にビットコインにエクスポージャーを持つ形です。

専門家の見解と今後の展望

ETFアナリストのエリック・バルチュナス氏は、過去のデータからビットコインのリターンの多くは取引時間外に発生していることを指摘しています。そのため、この「AfterDark」ETFは従来のETFよりも良いパフォーマンスを示す可能性があると述べています。

ただし、この提案がSECに承認されるかどうかはまだ不透明で、内容が変更される可能性もあります。SECはこれまでにビットコインやイーサリアムの先物ETF、現物デジタル資産ETF、ステーキング型ETFなど複数の仮想通貨関連商品を承認してきましたが、現物ビットコインETFの新たな形として注目されています。

11月の現物ビットコインETFで大規模な資金流出

一方で、11月には米国取引所に上場している現物ビットコインETFで約40億ドルもの資金流出がありました。特にブラックロックの「アイシェアーズ・ビットコイン・トラスト」とフィデリティの「ワイズ・オリジン・ビットコイン・ファンド」が大きな流出を記録しています。

今回の夜間取引に特化したETFの提案は、こうした市場の動きを踏まえた新しい試みとも言えそうです。夜間の値動きを狙うことで、従来のETFとは異なるリスク・リターンのバランスを目指しているのかもしれませんね。

引き続きウォッチしていきたいですね!