2024年7月16日〜22日 暗号資産 最新動向まとめ

みなさん、こんにちは。今回は、2024年7月16日から22日までの1週間に注目された暗号資産(仮想通貨)の主な材料を、時価総額上位の銘柄を中心にまとめてお伝えします。

暗号資産の価格動向(7月16日〜22日)

  • ビットコイン(BTC):84,616ドル、前週比 -11.0%
  • イーサリアム(ETH):2,736ドル、前週比 -13.7%
  • XRP:1.92ドル、前週比 -15.8%
  • ソラナ(SOL):126.67ドル、前週比 -10.2%

全体的に主要銘柄は軒並み下落傾向となりましたが、それぞれのプロジェクトでは興味深い動きが見られています。

ビットコイン(BTC)関連の動き

2014年に経営破綻した取引所マウントゴックスが、約1万6,000BTC(約1,470億円相当)を動かしたことが話題になりました。これは管財人が管理するコールドウォレットからホットウォレットへの移動とみられ、弁済に向けた進展の可能性が指摘されています。

また、英スタンダードチャータード銀行のデジタル資産責任者は、ビットコインの価格調整は一段落し、年末に向けて上昇基調に入る可能性を示唆しています。

さらに、米ニューハンプシャー州が全米初となるビットコインを担保とした地方債を承認。これにより企業はビットコインを担保に資金調達が可能となり、実用面での広がりが期待されます。

Bitwiseの幹部はビットコインを「サービス」と捉え、政府や銀行に依存せず資産をデジタルで保管できる点に価値があると述べています。

イーサリアム(ETH)の最新動向

イーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏は、プライバシーとセキュリティ強化のための暗号ツール「Kohaku」を公開。イーサリアムはプライバシー面でまだ改善の余地があり、コミュニティ全体で取り組む必要があると強調しました。

イーサリアム財団は、レイヤー2のエコシステムを一つのチェーンのように扱う「相互運用レイヤー(EIL)」の構想を発表。これにより複数のレイヤー2がよりシームレスに連携できるようになることが期待されています。

一方、米ナスダック上場のFGネクサスは、第3四半期の報告で保有していた約1万922ETH(約50億円相当)を売却し、自社株買いに充てる計画を明らかにしました。これは同社が大量のETHを購入し最大の企業保有者になる可能性を示唆した直後の動きです。

XRPの注目ポイント

RippleXのエンジニアリング責任者は、XRPのブロックチェーン「XRPレジャー(XRPL)」にネイティブのステーキング機能を導入する検討を進めていると発表。ステーキングが実装されれば、ユーザーは報酬を得られるため、投資家にとっても重要なアップデートとなりそうです。

また、Bitwiseが手掛ける現物型XRP ETFが11月20日にニューヨーク証券取引所に上場予定。これは現物のXRPを直接保有するタイプのETFで、米国でのXRP投資商品の拡充が進んでいます。

ソラナ(SOL)の新展開

大手資産運用会社フィデリティが、ステーキング機能付きのソラナ現物ETF(ティッカー:FSOL)を提供開始しました。米証券取引委員会への申請も済ませており、機関投資家の間でソラナの利便性が高まる動きです。

ジーキャッシュ(ZEC)の買い増し

ナスダック上場のサイファーパンク・テクノロジーズが、約2万9,869ZEC(約28億円相当)を追加購入。先週も大量に買い増しており、同社のZEC保有量は総供給量の約1.43%に達しています。

今回の1週間は、価格は下落傾向にあるものの、各プロジェクトで技術的な進展や新たな金融商品が登場するなど、注目すべき動きが多く見られました。特にビットコインの地方債承認やイーサリアムの相互運用レイヤー構想、XRPのステーキング検討などは、今後の市場に影響を与える可能性がありそうです。

引き続きウォッチしていきたいですね!