ビットコイン クジラ動向と市場の真実解説

みなさん、こんにちは。今回はビットコインの大口投資家の動向について、オンチェーン分析企業クリプトクアントの最新レポートをもとに解説します。

大口投資家(クジラ)の保有量は減少傾向

クリプトクアントによると、ビットコインの大口投資家、いわゆるクジラは、最近の下落局面で積極的に買い増しをしているわけではないようです。実際、2023年初頭からクジラの保有量はかなり減ってきているとのこと。

具体的には、1,000BTCから10,000BTCを保有するアドレスの総保有量は、2024年3月にピークを迎えた後、1年で約22万BTCも減少しています。これは過去の弱気相場でも見られた動きと似ているそうです。

また、一部でクジラが新たにビットコインを蓄積しているという見方もありますが、クリプトクアントはこれを取引所内のウォレット間の資金移動が影響しているだけで、真の買い増し需要とは言い難いと指摘しています。特にコインベースの内部送金がクジラの保有量を見かけ上増やしている可能性があるため、取引所のアドレスは分析から除外する必要があるとのことです。

長期保有者の売却も過剰評価されている?

一方で、長期保有者によるビットコインの売却が増えているという話もありますが、これも一部誤解があるようです。2025年11月に報告された大量の資金移動のうち、約65万BTCは実際には取引所内の資金移動であって、売却とは異なると分析されています。

取引所を除いた純粋な長期保有者の資金移動は約90万BTCと大きいものの、「前例のない投げ売り」とまでは言えないとの見解です。

機関投資家の需要も鈍化傾向に

さらに、ETFやビットコイン・トレジャリー企業の保有量の伸びも鈍化し、2024年1月以降は減少傾向にあると指摘されています。1,000BTCから10万BTCを保有するアドレス群の年間成長率は31%も減速しており、機関投資家の需要が弱まっている可能性が示唆されています。

まとめると、クリプトクアントの分析では、クジラや長期保有者の動きは表面的に見えるほど強い買い増しや売却ではなく、取引所内の資金移動が大きく影響しているため、実際の投資家の動向を正確に把握するには注意が必要だということです。

こうしたオンチェーンデータの読み解きは、仮想通貨市場の動きを理解するうえでとても重要ですね。今後もこうした動向をしっかりウォッチしていきたいところです。引き続きウォッチしていきたいですね!