今週の BTC 動向と注目オンチェーン分析

みなさん、こんにちは。

今週のビットコイン動向とオンチェーンデータのポイント

国内の大手取引所 bitbank のアナリスト、長谷川友哉さんによる今週のビットコイン(BTC)相場の分析を紹介します。まず、BTC の取引数やアクティブアドレス数などのオンチェーンデータは、ネットワークの活発さを示す重要な指標です。これらのデータは日次・月次で変動を追うことができ、マイニングプールからの送金先も把握できるため、市場の動きを多角的に見る手助けとなります。

ビットコイン相場の動き

今週の BTC 対円相場はおおむね底堅く、1450 万円前後で推移しました。FOMC(米連邦公開市場委員会)を控え、前半は動きが鈍かったものの、次期 FRB 議長候補のハセット米国家経済会議委員長が「利下げ余地は大きい」と発言したことで一時的に上昇しました。

しかし、FOMC で3回連続の利下げが決まったものの、パウエル FRB 議長が利下げに慎重な姿勢を示したため、相場は反落。とはいえ、1400 万円付近で下げ止まり、米国株の反発に連動して再び1450 万円近辺まで戻しています。

今後の見通しと注目ポイント

今年最後の FOMC は市場予想通りの利下げで、来年の金利見通しに大きな変化はありませんでした。市場はタカ派的なサプライズを警戒していましたが、結果的には大きな驚きはなかったようです。

一方で、米財務省の短期債券(Tビル)購入再開や政府機関閉鎖への備えで膨らんでいた財務省総合口座(TGA)残高が減少し始めており、これは市場に流動性が戻る兆しと見られています。こうした流動性の供給は中期的に BTC 相場の下支え要因となる可能性があります。

また、来週発表予定の米雇用統計にも注目が集まっています。労働市場の動向は FRB の金融政策に影響を与えるため、BTC 相場にも大きな影響を及ぼすかもしれません。特に、政府機関閉鎖の影響がどの程度出ているかがポイントです。

まとめ

今週の BTC 相場は、米国の金融政策や経済指標に大きく左右される展開でした。利下げ期待と慎重な姿勢の間で揺れ動く中、流動性の供給再開が中期的な支えとなる可能性が示唆されています。来週の雇用統計発表も含め、引き続き注目していきたいところです。

引き続きウォッチしていきたいですね!