JPYC 日本円連動ステーブルコイン最新動向

みなさん、こんにちは。今回は日本円連動のステーブルコイン「JPYC」の最新動向についてお伝えします。

リリースから約2か月での成長

JPYC株式会社が提供する日本円建てステーブルコイン「JPYC」の発行・償還プラットフォーム「JPYC EX」が、サービス開始から約2か月で累計口座開設数が1万件、累計発行額が5億円を突破したと発表されました(12月15日時点)。

JPYCは日本円と1対1で交換でき、発行残高の100%以上が預貯金や国債で保全されているのが特徴です。国内の資金移動業者としては初めて、資金決済法に基づく発行を実現している点も注目されています。

オンチェーンデータによると、12月16日時点での累計発行額は約5.36億円に達し、累計償還額は約2.53億円。発行されたJPYCの約半数がすでに償還されており、決済や送金など実際の利用が進んでいる様子がうかがえます。

エコシステムの拡大

JPYCを活用したサービスも急速に広がっています。DeFi分野では、Secured FinanceがJPYC建ての固定金利レンディング市場「JPYCマーケット」を開始。ETHやWBTCを担保にJPYCを借りたり、JPYCを貸し出して利息を得たりできる仕組みです。

また、決済分野ではナッジとHashPortが提携し、ステーブルコインでの決済・返済・還元に対応したクレジットカード「HashPortカード」を発行。利用額の0.3%がJPYCで還元される仕組みは国内初の試みとなっています。

さらに、EC決済やコンビニ決済ネットワーク、ヘルスケアアプリなど、多様な業種での導入も進んでいます。

JPYC株式会社は今後3年で10兆円規模の発行残高を目指し、「オープンな金融インフラ」として幅広いユースケースの創出を支援していく方針です。

JPYCの動きは、日本のステーブルコイン市場の成長を象徴するものと言えそうです。今後も多様なサービスとの連携や利用拡大が期待されるため、引き続きウォッチしていきたいですね!