BTC 短期保有者の利益動向と今後の展望
みなさん、こんにちは。今回はビットコイン(BTC)の短期保有者の動きについて、2025年のデータをもとに解説していきます。表面的には価格が伸び悩み、年初来のリターンもマイナスという状況ですが、実は短期保有者の利益状況は意外な側面を見せているようです。
ビットコインは実現価格付近で推移している
2025年のビットコインの価格変動は、特に1〜3か月の短期保有者の動きで説明できる部分が大きいです。価格は何度も「実現価格」と呼ばれる保有者の平均取得価格の近くを行き来し、そのたびに利益が出たり損失が出たりを繰り返しています。
年初から2月までは短期保有者にとって利益が続く期間がありましたが、2月から3月にかけては価格が実現価格を下回り、損失が長く続く時期もありました。しかし4月末から10月中旬にかけては、約172日間にわたり利益が続く反発局面がありました。市場全体の雰囲気があまり良くなかった中でも、短期保有者はこの期間にかなりの収益を得ていたようです。
10月末以降は再び価格が実現価格を下回り、45日間ほど損失が続いている状況です。
つまり、2025年の短期保有者の利益状況は、ビットコインの全体的な価格の上下動よりも「何度実現価格を回復できたか」が大きく影響していると言えそうです。年初来のリターンがマイナスでも、短期保有者の約3分の2は利益の期間を経験しているのはこのためです。
コスト水準の変化が今後の動きを左右するかも
最近ではビットコインが約9万2500ドルまで反発し、短期保有者の未実現損失率は-28%から-12%へと大きく改善しました。短期保有者の実現価格は約8万1000ドルにあり、この価格帯を守るたびに「売り圧力から安定した相場への切り替え」が起きているようです。
特に新しく入った投資家や、数日から数週間の短期保有者は損益分岐点付近に多く存在し、この価格帯の安定を支えています。もしビットコインがこの8万1000ドルのラインを維持し、短期保有者の利益状況がさらに良くなれば、年末の調整局面は終わりに近づいている可能性も考えられます。そうなれば、次の価格上昇フェーズに向けた準備が整いつつあるとも言えそうです。
全体として、ビットコインの価格だけを見ると弱含みの印象を受けますが、短期保有者の視点からは利益の波が繰り返されており、相場の底堅さや次の動きのヒントが見えてくるかもしれません。今後もこうしたオンチェーンデータを注視しながら、ビットコインの動きをウォッチしていくことが重要そうですね。引き続きウォッチしていきたいですね!
