テザー USDT の財務安定性 最新議論まとめ
みなさん、こんにちは。今回はステーブルコインの代表格であるテザー(USDT)をめぐる最新の財務状況についてお話しします。
テザーの財務安定性に関する議論が再燃
今週、テザーの財務的な安定性について再び懸念が浮上しました。きっかけは、ビットメックスの創業者アーサー・ヘイズ氏が、テザーの準備資産の価値が大きく下がった場合、同社が深刻な問題に直面する可能性を指摘したことです。特に、テザーが保有するビットコインや金の価格が30%下落すると、テザーの支払い能力に影響が出るかもしれないという警告でした。
一方で、コインシェアーズのリサーチ責任者ジェームズ・バターフィル氏はこれに反論しています。彼はテザーの最新の監査報告を根拠に、テザーは約1744億5000万ドルの負債に対して1810億ドルの準備資産を持っており、約68億ドルの余剰があると説明。現時点でのデータからはシステム的なリスクは見られないと述べています。
テザーの準備資産と市場での位置づけ
テザーは業界内でも収益性が高い企業で、2025年第3四半期までの累計収益は100億ドルに達しています。とはいえ、準備資産の中でビットコインや金の割合が大きく、これらの価格変動が財務健全性に影響を与える可能性が指摘されているのは事実です。
また、S&Pグローバルはテザーの米ドルペッグ維持能力を「高リスク資産へのエクスポージャー」を理由に格下げしましたが、テザーのCEOはこれを「FUD(恐怖・不確実性・疑念)」として否定しています。
テザーのUSDTは仮想通貨市場で最大のステーブルコインで、流通量は約1855億ドル、市場シェアは約59%にのぼります。つまり、仮想通貨市場において非常に重要な役割を果たしていることがわかります。
今回の議論は、テザーの財務状況や準備資産の構成に対する注目が改めて高まっていることを示しています。ステーブルコインは仮想通貨市場の安定性に直結するため、こうした動きは今後も注視が必要でしょう。
個人的には、テザーのような大手ステーブルコインの動向は市場全体に大きな影響を与えるため、今回のような意見の対立も自然なことかもしれません。どちらの見方も一理あるので、引き続きウォッチしていきたいですね!
