FRB 利下げ後の ビットコイン 下落理由と展望
みなさん、こんにちは。今回は、FRB(米連邦準備制度理事会)が利下げを行ったにもかかわらず、ビットコインをはじめとする仮想資産が下落した理由と今後の見通しについて解説します。
FRB利下げ後のビットコイン価格の動き
12月のFRB会合で0.25%の利下げが実施されましたが、市場はこれをほぼ織り込み済みとしており、サプライズは少なかったようです。その結果、ビットコインは一時9.2万ドルを割り込み、9万ドル近辺まで下落しました。10月の最高値12.6万ドルからは約27〜30%の調整となり、テクニカル的にも高値圏からの調整トレンド入りが意識されています。
また、イーサリアム(ETH)やXRPなど他の主要仮想通貨も軒並み下落しており、仮想資産市場全体に売り圧力が広がっています。
なぜ利下げでもビットコインは下がったのか?
- 利下げはすでに織り込み済み
市場の多くは今回の0.25%利下げを予想しており、実際の発表はサプライズ要素がほとんどありませんでした。相場が動くのは「どれだけ予想と違ったか」や「今後の利下げ見通しの変化」によるところが大きいです。 - FRBの慎重な姿勢
利下げは行われたものの、今後の利下げ回数は市場の期待よりも少なく、インフレ警戒も続いています。つまり、積極的な金融緩和再開とは言い難い内容でした。 - AI関連株の失望決算の影響
AI関連の企業決算が期待に届かず、ハイテク株全体が売られたことでリスク資産全般に売り圧力が波及。ビットコインもその影響を受けています。 - インフレヘッジとしてのビットコインへの疑問
通常、低金利かつ持続的なインフレ環境はビットコインにとって追い風とされますが、今回の利下げ局面でビットコインが大きく調整したことで、そのストーリーに対する疑問も出てきています。
今後のビットコインの動きのシナリオ
現在の価格帯は8.9万〜9.5万ドルのレンジで上下に振られながら方向感を探る展開が続いています。主なシナリオは以下の通りです。
- シナリオ1:9万ドル台でのレンジ継続(ベースケース)
FRBの利下げペースが急激に変わらず、企業やETFによる買いも続くが大きな上昇は見られない。9万ドル前後の広めのレンジ相場が続く可能性。 - シナリオ2:9万ドル割れが常態化する弱気トレンド
利下げ期待がさらに後退し、景気減速や規制強化などが重なれば、9万ドルがレジスタンスとなり8万ドル台に軸足を移す弱気相場に入るリスクも。 - シナリオ3:10万ドル再トライに向けた再浮上
経済指標の悪化でFRBが早期に追加利下げに動き、ビットコインETFへの資金流入や機関投資家の買いが再加速すれば、9.4万ドルのレジスタンスを突破し10万ドルを目指す展開も考えられます。
個人投資家が押さえておきたいポイント
- 「利下げ=上昇」の単純な考えは捨てる
利下げが織り込み済みであったり、他のリスク要因が重なったりすると、利下げでもビットコインが下落することは十分にあり得ます。今後も声明や市場の反応をセットで注視しましょう。 - レバレッジ管理とポジションサイズの徹底
FOMC前後は予想通りでも急騰・急落が起きやすいので、高レバレッジの短期売買はリスクが大きいです。損切りラインを決めて無理なポジションは避けましょう。 - 自分の投資時間軸を明確にする
短期トレードか長期保有かで注目すべき指標やニュースが変わります。自分のスタイルに合わない情報に振り回されないことが大切です。
日本の主要仮想通貨取引所の紹介
最後に、国内で人気の仮想通貨取引所をいくつかご紹介します。取扱銘柄数や手数料、特徴を比較して、自分に合った取引所を選ぶ参考にしてください。
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まとめ
今回のFRB利下げは市場にほぼ織り込み済みであったため、期待ほどの金融緩和効果は見られず、ビットコインは一時9.2万ドル割れまで下落しました。AI関連株の失望決算やリスクオフムードも重なり、仮想資産市場は難しい局面にあります。
今後もFOMCや経済指標の発表により短期的な乱高下が予想されるため、レバレッジの管理やポジションサイズの調整、そして自分の投資時間軸を明確にすることがこれまで以上に重要になりそうです。利下げだからといって安心せず、どのようなシナリオでどの程度のリスクを取るかを事前に考えておくことが大切でしょう。
引き続きウォッチしていきたいですね!
