2025年12月 仮想通貨市場の激動まとめ
みなさん、こんにちは。今回は2025年12月中旬の仮想通貨市場の動きについて、特にビットコイン(BTC)を中心に解説していきます。
ビットコインの価格動向とFRB理事の発言
ビットコインは1BTCあたり約86,000ドルで推移し、前日比で約1.5%の下落となりました。12月17日には米連邦準備制度理事会(FRB)のクリストファー・ウォラー理事がイェール大学のサミットで講演し、金融政策に関してハト派的な見解を示しました。ウォラー氏はインフレの低下や労働市場の軟化を指摘し、金利の引き下げ余地があると述べています。これを受けて市場では利下げ期待が高まり、ビットコイン価格は一時的に2.8%以上上昇しました。
レバレッジ取引の影響で激しい価格変動
ウォラー理事の発言直後、ビットコインは90,300ドルまで急騰しましたが、その後88,500ドル付近まで反落するなど大きな乱高下が見られました。特にレバレッジ取引のロスカット(強制決済)が連鎖的に発生し、1時間以内に1億2,000万ドル超のショートスクイーズが起きたほか、2億ドル超のロングポジションも清算されました。こうした動きは、現状の市場がレバレッジ取引に依存しすぎており、実需に基づく安定した価格形成が難しいことを示唆しています。
ビットコインETFからの大規模資金流出と市場の脆弱性
さらに、過去2日間でビットコインとイーサリアムのETFから合計10億ドル以上の資金が流出しました。これは市場の構造的な弱さを浮き彫りにしており、専門家は「価格の動きの裏側で市場の安定性が低下している」と警鐘を鳴らしています。特に金利上昇への懸念やリスク回避の動きがこの弱さを強めているとのことです。重要なサポートラインは8万ドル付近とされ、流出が続けば6万ドルまで下落する可能性も指摘されています。
日銀の利上げ観測と市場心理への影響
日本銀行が12月18日の金融政策決定会合で利上げを行うとの見方が強まり、市場には警戒感が広がっています。利上げが実施されると、これまでビットコインなどのリスク資産の上昇を支えてきた円キャリートレードが巻き戻される恐れがあります。ただし、ビットワイズの最高投資責任者は「利上げは既に市場に織り込まれているため大きな変動はない」との見解も示しています。一方で、30年ぶりの高水準となる日本の金利は無視できないニュースであり、短期的には下押し圧力がかかる可能性もあるとされています。
総じて、仮想通貨市場は短期的には売られすぎの傾向があるものの、年末にかけてはポジション調整や税金対策の利益確定売りが強まる可能性があり、予断を許さない状況が続きそうです。
個人的には、レバレッジ取引の影響で価格が大きく動く現状は、初心者の方には特に注意が必要に感じます。市場の構造的な脆弱性も指摘されているので、資金管理をしっかり行いながら動向を見守るのが良さそうですね。引き続きウォッチしていきたいですね!
