ケルプDAO 損失補填で DeFi 連携強化!
みなさん、こんにちは。今回はリキッドリステーキングプロトコルのケルプDAO(KelpDAO)に関する最新の動きをお伝えします。
複数のDeFiパートナーと連携し損失補填を進めるケルプDAO
4月18日に発生したケルプDAOのエクスプロイト事件を受け、同DAOは公式発表で損失補填の進捗を報告しました。今回の事件では、レイヤーゼロ(LayerZero) V2ブリッジの脆弱性を突かれ、裏付けのないrsETHトークンが大量に発行され、アーべ(Aave)から資産が不正に借り出されるという事態が起きました。
当初の不足分は約16万3200ETHにのぼりましたが、ケルプDAO自身が約4万300のrsETH(約4万3,000ETH相当)を回収し、さらにアービトラム(Arbitrum)セキュリティカウンシルが3万700ETHを確保しました。これにより、現在の不足分は約8万9,500ETHとなっています。
さらに、マントル(Mantle)、アーヴ創設者のスタニ・クレチョフ氏、イーサーファイ(EtherFi)、ライドー(Lido)、ゴーレム(Golem)といった複数のDeFiプロジェクトが合計で4万3500ETHの支援を表明。ケルプDAOはこれらのパートナーと交渉を続けており、今後も追加の支援が発表される見込みです。
また、エテナ(Ethena)、インク(Ink)、タイドロ(Tydro)、フラックスファイナンス(Frax Finance)、レイヤーゼロ(LayerZero)なども最大限の協力を約束しているとのことです。
この事件は、DeFiの相互接続性やセキュリティの課題を改めて浮き彫りにしました。アーべの報告によると、この攻撃により最大約2億3000万ドル規模の不良債権リスクが発生し、アーべの総預かり資産(TVL)は72時間で33%も減少したとされています。
こうした状況はDeFi市場全体に影響を及ぼし、流動性の急減やUSDeの償還加速などの連鎖反応も見られています。
今回の件は、DeFiの成長とともにセキュリティ面の強化やリスク管理の重要性がますます高まっていることを示しているようです。今後の補填活動の進展やDeFi各プロジェクトの対応に注目していきたいですね。
引き続きウォッチしていきたいですね!
