
- テクノロジー分野の著名投資家、ピーター・ティール氏に関連するファンドが、ビットマインの株式の9.1%を取得していることがSECに提出された書類で明らかになった。
- 同社は最近、イーサリアム財務戦略への転換を発表。企業によるイーサリアム保有のトレンドは勢いを増している。
- ファンドストラットのトーマス・リー氏が率いるビットマインは、16万3000ETH、5億ドル以上相当を取得している。
ファンドストラット(Fundstrat)のトーマス・リー(Thomas Lee)氏が率いるイーサリアム(ETH)財務戦略企業、ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ(Bitmine Immersion Technologies)の株価が、テクノロジー投資家として著名なピーター・ティール(Peter Thiel)氏が同社に投資したとの報道を受け、16日に反発を見せている。
15日、米証券取引委員会(SEC)に提出された書類によると、ティール氏は数社の投資ファンドを通じ、同社の普通株9.1%を購入した。
同社の株価は、米国時間の正午に近づくにつれて25%上昇し、約48ドルで取引されている。先月発表されたイーサリアム財務戦略への戦略転換前の株価は、4ドル付近だった。
企業によるイーサリアム取得戦略の拡大への期待は高まっており、イーサリアム価格も押し上げられている。イーサリアム価格は過去1週間で約23%の上昇を見せ、本日さらに9%上昇している。一方、ビットコイン(BTC)は1週間で9.6%の穏やかな上昇にとどまっている。
他のイーサリアム財務戦略企業の株価も急騰している。シャープリンク・ゲーミング(Sharplink Gaming)は17%上昇し、Blockchain Technology Consensus Solutionsは、ラッセル・マイクロキャップ指数の構成銘柄として追加されたことを受け、25%上昇している。
|翻訳・編集:蓮田光則
|画像:ピーター・ティール氏(Shutterstock)
|原文:Peter Thiel Reveals 9.1% Stake in Tom Lee’s ETH-Focused Bitmine Immersion Technologies