Aave DAO移管提案が否決!DeFiの課題とは?
みなさん、こんにちは。今回は人気のDeFiプロジェクト「Aave」に関する最新の動きをお伝えします。
投票結果と反応の分かれ
Aaveのブランド資産をDAO(分散型自律組織)に移管するかどうかの提案が、12月26日に行われたSnapshot投票で否決されました。結果は反対が約55%、棄権が約41%、賛成はわずか3.5%というもので、提案は大多数に支持されませんでした。
この結果については業界内でも見方が分かれていて、提案自体に反対する声もあれば、棄権が多かったのは提案者のBoado氏が投票プロセスに抗議して棄権を呼びかけた影響もあると考えられています。ただ、反対票が過半数を超えたことから、ブランド資産の移管に慎重なトークン保有者も多いことがうかがえます。
根本的な対立はまだ解決していない?
今回の問題の発端は、Aave Labsが12月に統合したCoW Swapのスワップ手数料約1,000万ドルがDAOではなくAave Labsのウォレットに入っていたことにあります。DAO側は「トークン保有者が支えたプロトコルの収益を私企業が独占している」として、ブランド資産をDAO管理に移すべきだと主張しました。
一方でAave Labsは「フロントエンドは自社開発の製品であり、その収益は正当な対価」と反論し、対立が続いています。提案者のBoado氏は、ブランド資産をDAO管理下に移す提案を出しましたが、Aave Labsが急に投票にかけたことに反発し、投票を否認して棄権を呼びかけていました。
今回の否決でブランド資産は引き続きAave Labsの管理下に残りますが、収益配分やガバナンスの問題はまだ解決しておらず、DeFi全体の課題として残る可能性が指摘されています。
今回の件は、DeFiプロジェクトのガバナンスや収益の扱いに関する難しさを改めて浮き彫りにしたと言えそうです。今後もこうした問題がどう動いていくのか、引き続きウォッチしていきたいですね!
