北朝鮮IT労働者疑惑で stabble DEX に波紋
みなさん、こんにちは。今回はソラナのブロックチェーンを使った分散型取引所(DEX)「stabble」に関するちょっと気になるニュースをお伝えします。
北朝鮮IT労働者の関与が疑われる事態
2025年6月7日、stabbleは全ユーザーに対して一時的に流動性を引き出すよう呼びかけました。理由は、北朝鮮のIT労働者とされる人物が過去にこのプロジェクトに関わっていた可能性が浮上したためです。ただし、現時点で不正な資金流出は確認されていないと強調しています。
この人物は「Keisuke Watanabe」と名乗り、ソラナ基盤の他のプロジェクトでも雇用されていたと指摘されています。stabble側も約1年前にこの人物を雇用していた可能性を認めていますが、4週間前に新しいチームに運営が引き継がれており、現在は監査を進めているとのことです。
stabbleの現状と影響
今回の呼びかけを受けて、stabbleにロックされている仮想通貨の総価値(TVL)は約175万ドル(約2.8億円)で、前日比で14%以上減少しました。これはユーザーが流動性を引き出した影響と見られます。また、独自トークンSTBの価格も28%以上下落し、時価総額ランキングは5,532位となっています。
なお、北朝鮮が関係者の身分を偽って仮想通貨の不正流出に関与しているケースは過去にも多く報告されており、最近ではソラナ基盤の別の分散型取引プラットフォーム「Drift Protocol」のハッキング事件にも北朝鮮系ハッカーの関与が疑われています。
まとめ
今回の件はまだ調査中で、不正流出が確認されたわけではありませんが、北朝鮮関連のIT労働者が仮想通貨プロジェクトに関わっていたという情報は、業界にとって警戒すべきポイントと言えそうです。分散型取引所は中央管理者がいない分、こうしたリスク管理が難しい面もありますね。
今後、監査結果や運営側の対応がどうなるか注目していきたいところです。引き続きウォッチしていきたいですね!
