ブータンが 金連動デジタルトークン TER を発表!

みなさん、こんにちは。今回はブータンの新しい動きについてお伝えします。

ブータンが国家裏付けの金連動デジタルトークン「TER」を発表

ブータンの特別行政区、ゲレプ・マインドフルネス・シティ(GMC)が、国家が保証する金連動型のデジタルトークン「TER」をローンチすると発表しました。このトークンは、実際の金をブータン政府の規制下にあるデジタル資産銀行「DKバンク」が保管し、ソラナ・ブロックチェーン上で発行される予定です。

技術面では、現実世界資産(RWA)をトークン化するプラットフォーム「マトリックスドック」がパートナーとして関わり、資産のデジタル化を支援します。最初の段階では、トークンは銀行のカストディに保管され、購入は実物の金を取得するのと同じように安全で馴染みやすい形になるとのことです。

この動きは、デジタル時代における通貨インフレへのヘッジとして位置づけられており、ブータンのブロックチェーン導入戦略の一環とされています。

ブータンは仮想通貨とブロックチェーンで先行

ブータン政府は、国内の決済システムの近代化や観光業の促進を目指し、仮想通貨やブロックチェーン技術を積極的に取り入れています。2019年からは水力発電を活用してビットコイン(BTC)をマイニングしており、現在の保有量は約6000BTC、時価で5億4000万ドルを超えると報告されています。

さらに、今年1月にはGMCがBTC、イーサリアム(ETH)、BNBなどのデジタル資産準備を発表し、ミームコインやその他のアルトコインも少額ながら保有しています。

5月には、DKバンクとバイナンスペイが提携し、観光客がホテルやガイド、入場券の支払いに100種類以上の仮想通貨を使える仕組みを導入。これにより、国内の1000以上の事業者が仮想通貨決済を受け入れられるようになりました。

ブータン観光局の担当者は、これまで決済インフラが十分でなかった観光産業にとって、仮想通貨決済の導入が大きな助けになっていると述べています。

今回のブータンの動きは、国家が実物資産を裏付けにしたデジタルトークンを発行し、さらに仮想通貨決済の普及を進めるという点で、非常に興味深い事例と言えそうです。デジタル資産と実物資産の融合がどのように進んでいくのか、引き続きウォッチしていきたいですね!