ビットコイン価格の未来は?1970年代大豆市場と比較
みなさん、こんにちは。今回はビットコインの価格動向について、ベテラントレーダーのピーター・ブラント氏の見解を中心にお伝えします。
ビットコインのチャートは1970年代の大豆市場に似ている?
ピーター・ブラント氏は、ビットコイン(BTC)の価格チャートが約50年前の大豆市場の動きと似ていると指摘しています。1970年代の大豆価格は高値をつけた後、供給過剰を背景に約50%も急落したそうです。ブラント氏によると、ビットコインは「ブロードニング・トップ(拡大型天井)」という珍しいチャートパターンを形成しており、これは相場の天井を示すことが多いパターンだといいます。
もしこのパターンが再現されれば、ビットコインの価格は大きく下落する可能性があり、マイケル・セイラー氏が率いるストラテジー(MSTR)も影響を受けるかもしれないと警告しています。実際、ストラテジーの株価は過去30日間で10%以上下落しており、保有するビットコインの価値低下が株価に圧力をかけているようです。
「最終上昇」は来ないかもしれない?弱気シナリオも示唆
ブラント氏はさらに、仮想通貨コミュニティが期待している「ビットコインの最終的な大きな上昇」は訪れない可能性もあると述べています。具体的には、ビットコインが6万ドル台まで下落するシナリオも考えられるとのことです。
一方で、多くのアナリストは依然として強気の見方を持っており、ビットメックス共同創業者のアーサー・ヘイズ氏などは「このサイクルにはもう一度大きな上昇が残っている」と主張し、上値目標を25万ドルと見ています。
また、コイングラスのデータによると、第4四半期はビットコインにとって歴史的に最も強い時期で、平均リターンは約78%に達するそうです。特に10月は例年強い月として知られているため、今後の動きに注目が集まっています。
関税懸念で市場心理が悪化、慎重な声も
ただし、最近は市場心理が急速に悪化しています。トランプ米大統領の関税発言が市場全体の調整を引き起こし、仮想通貨も最高値圏から反落しました。恐怖強欲指数は10月にもかかわらず「極度の恐怖」レベルに達しており、投資家の警戒感が強まっています。
トレーダーのAlphaBTC氏は、ビットコインが現在の水準を維持し、直近の高値・安値のパターンを崩さずに再び月初の水準を試す必要があると指摘しています。
一方で、21シェアーズの投資スペシャリスト、デイビッド・ヘルナンデス氏は、米国の消費者物価指数(CPI)が緩和を示すか、ディスインフレが続く兆候があれば、ビットコインの上昇機会がすぐに訪れる可能性があると述べています。また、MNトレーディング・キャピタルのミカエル・ファン・デ・ポッペ氏は、金価格の下落を受けて資金がビットコインやアルトコインに向かい始めているかもしれないと指摘しています。
今回の話をまとめると、ビットコインの価格動向には過去の市場パターンと似た動きが見られる一方で、強気派と弱気派の意見が分かれている状況です。市場心理やマクロ経済の動向も影響を与えているため、今後の動きは予断を許さないと言えそうです。
引き続きウォッチしていきたいですね!
