Sui ネイティブ USDsui ステーブルコイン解説
みなさん、こんにちは。今回は Sui ブロックチェーンの新しいネイティブステーブルコイン「USDsui(Sui Dollar)」についてお話しします。
USDsui の特徴と仕組み
2025年9月4日、USDsui がメインネットで正式に稼働を開始しました。このステーブルコインは、裏付けとなる資産から得られる利回りをエコシステムに還元する仕組みを持っています。具体的には、得られた利回りを使って SUI トークンの買い戻しやバーンを行い、さらに DeFi プロトコルや自動マーケットメイキング(AMM)に資金を投入して取引のインセンティブとして活用されるそうです。
発行元と規制対応
USDsui は、Stripe 傘下のステーブルコイン企業 Bridge が発行しています。Bridge は Stripe によって2025年2月に買収されており、Open Issuance というプラットフォームを使ってこのステーブルコインを構築しました。さらに、米国のステーブルコイン規制法「ジーニアス法」に準拠することを念頭に設計されているため、ウォレットや DeFi プロトコル、各種アプリケーションで幅広く利用できるのも特徴です。
エコシステムへの影響
Sui の共同創業者である Adeniyi Abiodun 氏は、これまで準備金の利回りがエコシステム外に流出していた点を指摘し、USDsui によってその利回りがエコシステム内に還流し、いわゆる「フライホイール効果」が生まれると述べています。実際、2025年8〜9月の間に Sui 上で処理されたステーブルコインの取引量は約64兆円にのぼっており、ネイティブステーブルコインの需要が高まっていることがうかがえます。
このように、USDsui は単なるステーブルコインとしてだけでなく、Sui エコシステム全体の活性化に寄与する仕組みとして注目されています。
引き続きウォッチしていきたいですね!
