カルシ Kalshi の無免許賭博疑惑と急成長の真相
みなさん、こんにちは。今回はアメリカの予測市場プラットフォーム「カルシ(Kalshi)」に関する最新のニュースをお伝えします。
カルシ、無免許でスポーツ賭博を運営か?
ブルームバーグの報道によると、カルシがニューヨークで無免許のスポーツ賭博を運営し、マーケットメイキングの仕組みについて利用者に誤解を与えたとして、7人のユーザーが集団訴訟を起こしました。カルシは「合法的なスポーツ賭博」を提供していると宣伝していますが、実際にはどの州のギャンブルライセンスも持っていないと指摘されています。
訴状では、カルシの関連会社がマーケットメーカーとして顧客に不利なオッズを設定している可能性も示されています。マーケットメーカーとは、取引の裏側で流動性を提供し、価格形成に関わる存在のことです。
予測市場の注目度と規制の壁
予測市場は、選挙結果やスポーツの勝敗、経済指標などのイベントに対して取引ができるプラットフォームで、近年急速に注目が集まっています。個人投資家だけでなくウォール街の大手も関心を寄せている分野です。
しかし、カルシは州のギャンブル規制当局やネイティブアメリカン部族グループからも違法な賭博提供の疑いで訴えられており、規制の壁に直面しています。カルシ側は自社を「デリバティブ市場」と位置づけ、連邦の規制機関である商品先物取引委員会(CFTC)の管轄下にあると主張していますが、ネバダ州の連邦判事はこれを否定し、州の規制対象であるとの判断を示しました。
カルシの反論と今後の展開
カルシの共同創設者は、マーケットメーカーとの協力は金融取引所では一般的かつ規制された慣行であり、訴訟の主張は誤りだと反論しています。一方で、判事はカルシが州の規制を回避しようとしている可能性を指摘し、命令の執行停止を求める緊急申し立てが行われています。
急成長するカルシの資金調達
興味深いのは、カルシが先週、評価額110億ドルで10億ドルの資金調達を実施したことです。わずか2カ月前には50億ドルの評価額で3億ドルを調達しており、短期間で評価額が2倍以上に跳ね上がっています。こうした急成長の背景には、予測市場の将来性に対する期待があると考えられます。
ただ、規制面での問題が解決されない限り、今後の事業展開には不透明感も残りそうです。
個人的には、予測市場は新しい金融の形として面白い分野だと思いますが、やはり法的な枠組みがしっかり整備されることが重要だと感じます。カルシの動向は今後も注目していきたいですね。引き続きウォッチしていきたいです!
