カナダBC州、仮想通貨マイニング永久禁止へ
カナダ・ブリティッシュコロンビア州、仮想通貨マイニング恒久禁止へ
最近、カナダのブリティッシュコロンビア州(BC州)が、仮想通貨マイニングの新規プロジェクトを恒久的に禁止する法案を提出したというニュースがありました。どうやら、AIデータセンター向けの電力供給も制限する方針のようです。
この動きは、ブルームバーグなどの海外メディアが報じていました。
なぜ禁止?背景にある理由
BC州政府は、鉱山や天然ガス施設など、より多くの雇用や税収を生み出す産業を優先して電力を供給したいと考えているみたいです。
州営の電力会社「BCハイドロ」は、2026年からAIやデータセンター向けに一定の電力枠(AI向けに300メガワット、データセンター向けに100メガワット)を設ける予定ですが、鉱業や製造業などには特に上限を設けない方針のようです。
ちなみに、BC州は2022年から新規の仮想通貨マイニングへの電力供給を一時停止していて、2024年にその措置を延長していました。今回の法案で、仮想通貨マイニングの新規参入は今後ずっと認めない方向に舵を切った形です。
理由としては、仮想通貨マイニングは電力消費が大きい割に、地域経済へのメリットが限定的だと判断されたようです。
他の地域との違いは?
アメリカのバージニア州やメリーランド州では、AIデータセンターの増加によって住民の電気料金が上がっているという話もあるみたいです。BC州としては、こうした事例を参考にして、電力需要が急増する新しい産業への対応を慎重に進めている印象です。
一方で、隣のアルバータ州は全く逆の方針を取っていて、今後5年間で1,000億カナダドル規模のデータセンター投資を呼び込もうとしています。アルバータ州は天然ガスを使った電力供給をアピールしているようです。
まとめ
今回のBC州の動きは、仮想通貨マイニングやAI関連の電力需要が世界的に増えている中で、地域ごとに対応が分かれていることを示していると思います。
どちらが正しいというより、それぞれの地域の事情や優先順位によって政策が変わってくる、という感じですね。
今後もこうした動きが他の国や地域にも広がるのか、注目していきたいところです。
