Zcash が 匿名送金 機能を 大幅 強化へ!

みなさん、こんにちは。

Zcash(ジーキャッシュ)が匿名送金機能をさらに強化へ

プライバシー重視の暗号資産 Zcash(ZEC)を開発する Electric Coin Co.(ECC)が、2025年第4四半期のロードマップを発表しました。今回のアップデートでは、Zcash のウォレット「Zashi」ユーザーのプライバシーと利便性向上に注力するとしています。

具体的には、以下の4つのポイントが優先される予定です。

  • マルチチェーン通信プロトコル「NEAR Intents」を使い、ZECのスワップごとに使い捨てアドレスを追加
  • 資金が入金された後に新しい透明アドレスを自動生成
  • ハードウェアウォレット「Keystone」の再同期機能の実装
  • Keystoneでの Pay-to-Script-Hash(P2SH)マルチシグウォレット対応

この中で特に注目なのは、スワップごとに使い捨てアドレスを使うことで、取引の追跡を難しくし、プライバシーを強化する点です。Zcashには「透明アドレス」と「匿名アドレス」があり、透明アドレスはビットコインのように取引履歴が公開される一方、匿名アドレスは送金者・受取者・金額が暗号化されて第三者に見えない仕組みになっています。

また、透明アドレスを入金ごとに新しく生成することで、同じアドレスの取引履歴がつながって見えるリスクを減らす狙いもあります。

さらに、P2SHマルチシグウォレットとは、複数の署名が必要な条件付きウォレットのことで、ECCはこれを使って開発資金の管理をより安全に行う計画です。

ハードウェアウォレットとは

仮想通貨の秘密鍵をインターネットから隔離して安全に保管する物理デバイスで、USBメモリのような形状が一般的です。

Zcashは2023年10月に3年ぶりの高値を記録し、過去1年間で価格が4倍以上に上昇しました。これは、ビットコインの透明性を利用した監視リスクを懸念する声がある中で、Zcashの匿名性がプライバシー保護の手段として注目されているためと考えられています。

ECCは今年8月に匿名送金の「シールド型ZEC」向けの分散型オフランプを、10月には分散型オンランプ(スワップ)もリリースしました。これにより、中央集権的な取引所を介さずに匿名ZECを他の通貨に交換できる仕組みが整いつつあります。

匿名送金はプライバシー保護に優れますが、その匿名性の高さから中央集権取引所での取り扱いが難しい面もあります。今回の分散型スワップの仕組みは、そうした課題を解決しようとする動きの一環と見られます。

個人的には、Zcashがより使いやすく安全に匿名性を保てる環境を整えていくことで、プライバシー重視のユーザーにとって魅力的な選択肢になりそうだと感じます。今後のアップデートがどのように実装され、実際の利用にどう影響するのか、引き続きウォッチしていきたいですね!