欧州銀行12行が進める ユーロ建て ステーブルコイン
みなさん、こんにちは。
欧州大手銀行12行がユーロ建てステーブルコインの準備を進める
欧州の主要銀行12行が参加するコンソーシアム「Qivalis」が、ユーロ建てのステーブルコインを2026年後半に商業ローンチする計画を進めています。現在、仮想通貨取引所やマーケットメーカー、流動性プロバイダーとの提携交渉が最終段階に入っているとのことです。
Qivalisは2025年9月に設立され、CaixaBank、BNP Paribas、ING、UniCredit、BBVAなど欧州の大手銀行が参加しています。オランダを拠点に、EUの仮想通貨規制「MiCA」に準拠した取引所を中心に、欧州内外のプラットフォームとの連携を模索しているそうです。
準備金の仕組みと安全性への配慮
このステーブルコインはユーロと1対1で裏付けられ、準備金の40%以上は高格付けの金融機関に預けられた銀行預金で保有されます。残りはユーロ圏各国の短期国債に分散投資され、特定の国にリスクが集中しないように工夫されています。また、トークン保有者は24時間365日いつでも換金できる体制が整えられる予定です。
ユーロ建てステーブルコイン市場の現状と今後の展望
現在、世界のステーブルコイン市場の99%はドル建て資産が占めていますが、欧州の銀行はユーロ建てステーブルコインに新たな競争の余地を見出しているようです。現状、主要なユーロ建てステーブルコインはソシエテ・ジェネラルのSG-FORGEのみで、流通額は約6,400万ユーロ(約118億円)にとどまっています。
Qivalisはオランダ中央銀行から電子マネー機関としての認可取得を目指しており、今後も参加銀行の拡大や流通チャネルの強化を進めていく方針です。
今回の動きは、ユーロ圏でのデジタル通貨の普及や金融のデジタル化を加速させる可能性があり、EUの規制環境と連携しながら進められている点が注目されます。
引き続きウォッチしていきたいですね!
