ビットコイン 今週の動向と今後の展望
みなさん、こんにちは。
今週のビットコイン動向まとめ
今回は国内大手取引所 bitbank のアナリスト、長谷川友哉さんによる今週のビットコイン(BTC)相場の分析をわかりやすくお伝えします。
ビットコインのオンチェーンデータ
まずはビットコインの取引数やアクティブアドレス数など、ブロックチェーン上の動きを示すオンチェーンデータに注目してみましょう。これらのデータは、ビットコインの利用状況や市場の活発さを示す指標として参考になります。
例えば、日次・月次の取引数やアクティブアドレス数の推移を見ることで、ユーザーの増減や取引の活発度がわかります。また、マイニングプールから取引所やその他サービスへの送金動向も、市場の流動性やマイナーの動きを把握するのに役立ちます。
bitbank アナリスト長谷川氏の今週の分析
今週のビットコイン対円相場は、1,520万円前後で推移し、上値を追う展開となりました。週の初めは1,450万円付近でややもみ合いが続きましたが、12月の米消費者物価指数(CPI)が前月比で伸びが鈍化したことから、過度なインフレ懸念が和らぎ、相場は上昇に転じました。
1500万円を超えるとショートポジションの買い戻し(ショートスクイーズ)が起き、1550万円近くまで上昇。さらに、米最高裁がトランプ政権の相互関税の違法性判断を見送ったことも追い風となりました。
ただし、ドル建てで約9.8万ドルの水準では上値が重く、15日には米新規失業保険申請件数の悪化を受けて反落も見られました。
テクニカル面と今後の見通し
ドル建てチャートでは、いわゆる「ソーサーボトム」と呼ばれる底値形成のパターンからのブレイクアウトが確認され、底入れの可能性が高まっていると指摘されています。現在は100日移動平均線やフィボナッチリトレースメントの38.2%戻りラインが密集する9.7万ドル〜9.8万ドル(約1,539万円〜1,554万円)付近がレジスタンスとなっています。
米国株市場の動向も影響しそうで、特に半導体大手TSMCの好決算が米株の復調のきっかけとなれば、ビットコイン相場にもプラスに働く可能性があります。一方で、米労働市場の強さを示すデータから米国債利回りが上昇しているため、このレジスタンスを突破するには強い材料が必要かもしれません。
来週は米GDP成長率の確定値や個人消費支出(PCE)デフレーターの発表が控えており、これらの経済指標が相場の方向性に影響を与えると見られています。ナスダック指数が史上最高値を更新すれば、ビットコインにも追い風となるか注目です。
まとめ
今週のビットコインは、米国の経済指標や政策判断を背景に上昇基調を見せていますが、重要なレジスタンスラインでの攻防が続いている状況です。オンチェーンデータやテクニカル分析からは底入れの兆しも見えつつあり、米株市場の動向も相場に影響を与えそうです。
これからの経済指標発表や市場の動きを注視しながら、ビットコインの動向を引き続きウォッチしていきたいですね!
